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【退職】辞めるべきテレビ制作会社の特徴【AD編】

テレビ業界の真実

やばいテレビ制作会社の特徴

僕は制作会社を辞めてフリーになった人間ですが、フリーになってからたくさんの制作会社と仕事しているうちに「やばいテレビ制作会社」を判別できるようになってきました。

「辞めるべきテレビ制作会社の特徴【AD編】」は以下の5つ。

①人がどんどん辞めていく
②暴力ディレクターがいる
③上が詰まって出世できない
④仕事したいのに怒られる
⑤目標とする人がいない

テレビ業界で働いているADさん。あなたの会社はこれらの特徴に当てはまっていませんか?当てはまっていたらヤバイ会社です。この先めちゃくちゃ苦労するかもしれませんよ。

 

①人がどんどん辞めていく

テレビADは人の入れ替わりが激しい業種です。
どんどん辞めていくのは普通のことです。

しかし、中には異常に人が辞めていく会社があります。

周りをよーく見回してみて下さい。知らないうちに先輩や後輩が辞めていませんか?昨年番組にいたADは、今年何人残っていますか?

僕の統計では、ADの離職率は1年で50%くらい。
(10人いたら1年後に5人くらいが辞めている、という計算です。)

それ以上の離職率の会社は異常です!ヤバイ制作会社である可能性が高い。

僕が以前仕事をした制作会社の中には離職率100%という会社がありました。(ADが全員辞めてしまった!)社員のADがいないので、大学生のバイトADだけで番組制作をしていました(しかもゴールデン)。その会社のプロデューサーがこれまたヤバイ人で、その人に呆れてみんな辞めてしまったみたいです。

これは極端な例ですが、とにかくADの離職率が50%を超えたらヤバイ会社です!気を付けましょう。

 

②暴力ディレクターを処分しない

かつては当たり前だった暴力ディレクターですが、さすがに今では時代遅れになってきました。今、暴力事件を起こしてしまうと会社から厳しく処分され、下手すればクビになります。そのため、かつて暴力をふるっていたディレクターたちは、みんな丸くなってきました。

しかし、それでも未だに暴力事件は起こってしまうようです。
もし、そんなディレクターを見て見ぬふりをして放っておくような会社だったら、すぐに逃げるようにしましょう!

最近はすぐネットニュースに上がってしまうので、事件はあっという間に世間に広まります。対処が遅い会社ではこれからの時代は乗り切れないと思われるので、脱出することをオススメします。

 

③上が詰まって出世できない

上にディレクターがたくさん詰まっているせいで自分がディレクターに昇格できない会社はすぐに辞めた方が良いです。

プロデューサー
プロデューサー

うちの会社ディレクターは多いけど

ADが足りないんだよなぁ

という状況はよく見かけます。しかし、上のディレクターたちが辞めるのを待っていたらいつまで経っても昇格できません。逆に「下の人間が育ってないので上がれない」というパターンもあります。

例えディレクターに昇格できたとしても、上が詰まっているせいで大きな企画が回ってこなかったり、演出になるのが遅れる可能性があります。

この状況で出世するには「抜きん出た実力を証明する」しか方法がありません。その自信が無い人は辞めることをオススメします。でないと延々と『若手ディレクター』の地位に甘んじることになるでしょう。

 

④仕事したいのに怒られる

今、テレビ業界は働き方改革に追われています。数年前まではブラック企業の代名詞だったのに、急にホワイトになろうと一生懸命 頑張っています。

この「テレビ業界のホワイト化」の責任を負っているのが各番組のプロデューサーです。ADやディレクターがちょっとでも残業しようものなら

プロデューサー
プロデューサー

残業ダメ!今すぐ帰れ!

という指示が飛んできます。しかし、

AD
AD

今、一気に終わらせた方が楽なのに…

という作業でも問答無用で「時間で区切られてしまう」ため、非効率的な働き方になっているのをよく見かけます。

この前、PRを編集していたADが、

プロデューサー
プロデューサー

もう終業時間だから帰りなさい!

明日やりなさい!

AD
AD

今回のPR頑張りたいんです!

明日じゃ間に合わないのでもう少しやらせて下さい!

プロデューサー
プロデューサー

ダメ!終業時間オーバー!

今すぐ帰りなさい!

と、言われて帰らされていました。
仕方なくパソコンを持ち帰って家でやったようですが、結局家で仕事してるんだから意味がない…。プロデューサーの言い分も分かるのですが、積極的に仕事をやりたがってるADに対して規則を押し付けてもしょうがない気がするのですが、どうでしょうか…?
テレビの仕事は「9時〜17時」という規則的な時間で区切れるものではないので、うまーく融通を利かせてくれる会社でないとこれから先厳しいと思われます。

 

⑤目標となる人がいない

ぶっちゃけ、これが全てかもしれない。

僕の経験では、

AD
AD

この人マジですごいな!

と思うディレクターの下で働くのが一番成長が早いし楽しいです。

テレビADがディレクターになる一番の近道はコレです
なかなかディレクターになれなくて悩んでいるADさん。僕が一番近道だと思う成長の仕方を解説します。(僕の実践していた方法です)最も効率が良く楽しく実力を伸ばす方法だと思います。

逆を言えば、目標となる人がいるなら多少の不自由があっても会社に残っててOKだと思います。

そもそも目標となる人が会社内にいない人は、テレビ制作がつまらないのではないでしょうか。自分のためにもすぐに転職することをオススメします。

外にはすごい人がいっぱい、いますから。

 

辞めるべきテレビ制作会社【ディレクター編】もあります↓

【転職】辞めるべきテレビ制作会社の特徴【ディレクター編】
辞めるべきテレビ制作会社の特徴【ディレクター編】です。①給料が上がらない②バキ打ちされる③自分の企画が通ったのに演出になれない④やりたい番組がない。全てに当てはまったら転職をオススメします。

 

 

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