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テレビディレクターがフリーランスになって最初の仕事を見つける方法

ディレクターの真実

制作会社を辞めてフリーになろうと思ったら
自力で仕事を見つけなければなりません。

フリーが仕事をもらうためには「誰かから呼んでもらう」環境を作る必要があります。

つまり、人脈が必要です。

僕は今でこそフリーですが、
会社を辞めた時は「人脈ほぼゼロ」の状態だったので、

一発目の仕事ってどうやって見つけるの?

という所からのスタートでした。

今回は『制作会社を辞めてから最初の仕事を取るための方法』3つご紹介します。

 

①知り合いに紹介してもらう

一番多い、定番パターンがこれです。

今までのテレビ生活の中で関わってきた誰かから紹介してもらうのが一番手っ取り早いです。

・すでにフリーになっている先輩・後輩
・他の制作会社に就職した同期
・過去お世話になった局員
・番組を一緒に作っていた他社のD・P

などなど、

テレビ番組というのは多くの人が関わっているので、誰でも一人や二人は外の世界に知り合いがいると思います。

連絡を取れるくらいの関係性なのか?

という問題もありますが、とりあえず連絡してみましょう。

どの番組も基本は人手不足なので
仕事を回してくれる可能性があります。

その時は仕事をもらえなくても、
後日、特番などで忙しくなった時には呼んでもらえるかもしれません。

誰かが辞めると噂が広まる

実は誰かが会社を辞めると、
外の知り合いにはすぐに噂が広まります。

ディレクター
知り合いD①

あいつ辞めたらしいぜ。

ディレクター
知り合いD②

まじで?

うちの番組に誘ってみよう!

という展開になって、
向こう側から声をかけてもらえる場合もあります。

実は、僕がフリーになったのも、
すでにフリーになっていた元同期が声をかけてくれたことがきっかけです。

 

②派遣会社に登録する

マジで人脈ゼロなんですけど…

という人の場合は、
まず派遣会社から最初の仕事をもらうのも一つの方法です。

今はADだけでなく、ディレクターが登録できる派遣会社が存在します。

シオンなど、大手制作会社が運営してたり

株式会社シオンステージ
株式会社シオンステージはエンタメと IT で全ての人を笑顔にする会社です。わが社のミッションには、“すべての人を笑顔にするために”という私たちの想いが込められています。テレビ人材サービス事業、一般・IT派遣事業、テレビ制作事業、プラットフォーム事業の4つの事業を軸に、積極的にチャレンジをしていきます。

『FUKUMIMI』というフリーランス集団の会社や、

FUKUMIMI [フクミミ]「テレビ番組制作ディレクター&ADスタッフ集団」
テレビ番組制作&スタッフ派遣 FUKUMIMI[フクミミ]のホームページ。ただいまADさん募集中!地上波の有名番組[バラエティ・情報・スポーツ・ 報道]で活躍しよう!

僕も一度相談に乗ってもらったことがある
『フェローズ』という会社など、ググれば結構出てきます。

株式会社フェローズ|クリエイター専門の総合人材マネジメント
東京都渋谷区恵比寿に本社を置く、クリエイター専門のマネジメント会社・ 株式会社フェローズの企業情報サイトです。求人・お仕事紹介のほか、スキルアップセミナーやWebマガジンの運営、映画祭の開催など、全国のクリエイターを応援しています。

これらの派遣会社は、自分の希望やキャリア・実力などを考えて、適当な番組をいろいろと見繕ってくれるので選り好みさえしなければ、
仕事が簡単に見つかります。

もちろん、登録するだけなら無料です。

派遣会社に登録しても、別のツテから来た仕事は受けられるので、
そこら辺は心配しなくて大丈夫です。

派遣会社の場合はデメリットもある

ただ、希望条件にバッチリ合う番組が見つかるかどうかは運次第です。

あと、派遣なので中抜きされる分、ギャラは低くなります。
(だいたい2〜3割くらいは引かれてしまう)

でも、人脈ゼロからフリーの仕事が見つけられるというメリットはでかいので、まずは派遣会社の仕事をこなし、そこで新たな人脈を築きましょう。

その人脈から直接仕事に呼んでもらえるようになったら、派遣会社とはオサラバしましょう。

 

③辞めた制作会社にフリーとして雇ってもらう

以下の条件を満たすと、辞めた制作会社にそのままフリーとして雇ってもらえる場合があります。

・円満退社であること
・辞めた人間に理解がある制作会社であること
・そこそこ実力があること

新たな人間関係を作る必要がなく、

すでに信頼関係ができている仲間と仕事ができるので、
実は一番美しいパターンかもしれません。

特に、人脈を築くのが苦手な人見知りの人にはオススメです。

いやいや、

会社が嫌いだから辞めたんだけど…

という僕みたいな人間にとっては、関係のない方法です。

 

僕がフリーになったのは「たまたま」でした

先ほども書きましたが、
僕がフリーでの最初の仕事を見つけたきっかけは「知り合いの紹介」でした。

でも実は、フリーになるつもりは全く無く、
本当は就職活動をして別の制作会社に入社したいと思っていました。

かといって、熱心に就活するわけでもなく、
バイトをしながらブラブラとしていた時に、

ディレクター
元同期

何もやることないなら、特番手伝って

と、元同期に誘われて仕方なく参加したのが一発目の仕事でした。

しばらくはお気楽なバイト生活を満喫するつもりだったので、本当はやりたくなかったのですが、なんとなくの「ノリ」でその特番に参加することになりました。

そこで、たまたまうまい具合にことが進んで

演出の人にその特番が終わった後、
別の番組に呼んでもらえるようになりました。

そこで初めて

あれ?これ就職する必要なくね?

と、思うようになり、
そのままズルズルとフリーを続けて今に至ります。

ただ、フリーのうま味を知ってしまった今となっては
『制作会社に就職する』という選択肢はあり得ません。

 

一発目の仕事の見つけ方を3つご紹介しましたが、

とりあえず一発目の仕事は、
何も考えず「ノリ」でやってみるのもいいかもしれません。

一発目の仕事を見つけたら、次は安定して仕事を取れるようになりましょう↓

テレビディレクターがフリーランスになって仕事を安定させる方法
フリーのディレクターは「仕事が不安定」だと思っていませんか?僕もフリーになる前は不安でしたが、今では仕事が安定しています。フリーランスになったら、どうやって仕事を安定させるのか?を詳しく解説します。

 

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