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チャンネルはそのまま第1話 TVディレクターの解説&レビュー【ロケの段取り・原稿の間違い】

チャンネルはそのまま

面白いドラマです!
報道局はバラエティとは全く違う部署なので、色々と勉強になる。

今回のテーマは、

ニュースができるまで
ドラマを作ってない(制作会社による違い)
誤変換だらけのニュース原稿

について解説します。

 

①ニュースができるまで


「ニュースができるまで」の紹介の中にありましたが、大抵、ロケは朝早いことが多いのでADがコンビニなどで朝食を買っておきます。

ただ、報道班や地方局など、一人でロケに行くような時は自分で用意しないといけません。(山根くんも自分で用意してた)

いつもコンビニだと変わりばえしないので、できれば24時間やってるスーパーや朝からやってるパン屋など、コンビニ以外の場所でいつもと違うものを買ったりすると技術さんに喜ばれます。

ロケ先では雪丸さんが地図を読めなくてレッサーパンダの場所に行くのに遠回りしていましたが、最短距離で行かないと劇中にあったように技術さんはものすごく嫌な顔します。(とてもリアルなシーンだった)

下手すると怒鳴られます。(あと、駐車場の位置とかもね。)

雪丸さんみたいに可愛くてフレッシュなADだと技術さんも笑って許してくれますが、あれが男のADだったらめちゃくちゃ怒られている事でしょう。

昔は地図が読めない人だと特に苦労していましたが、今はスマホがあるのでだいぶ楽になりました。

 

報道班はバラエティ班より出世が早い

報道部の記者は1年目でも取材の段取りを決めるリーダーになる。

と紹介されていましたが、これはバラエティではほとんどありません。1年目のバラエティADは、身のある仕事を任されることはほとんどありません。

これは、報道の方がバラエティよりも仕事がシンプルなために起こること。報道スタッフは出世も早く、それこそ1年目でディレクター業務をすることもあります。

もし、早くディレクターになりたかったらバラエティよりも報道を選んだ方が良いでしょう。

 

②ドラマを作ってない

雪丸さんはドラマ志望だったらしい。

今では常識になりつつありますが、実はテレビ局で全ての番組を作っているわけじゃなく制作会社がほとんどの番組を作っています。

その制作会社の中でも
バラエティ、ドラマ、ニュース、アニメなど

会社によって得意なジャンル(作っている番組)が細分化されています。

ただし、キー局の場合は「ドラマ班、バラエティ班、報道班」と全てが局内にあるので(アニメは無い)希望すれば異動できる可能性はあります。

地方局のほしテレビの場合はそんなに大きな規模がないようで、ドラマを作ってなかったようです。

雪丸さん、本当にドラマをやりたいのなら今すぐ辞めたほうが良いのでは…?

 

③誤変換だらけの原稿


報道や生放送の場合は、
原稿の下読みができない時が多々あります。

雪丸さんの原稿が誤変換だらけで難読漢字にルビもなく大変でしたが、さすがにあの原稿はひどいんじゃないか??

チーフにあれだけ直されてるのに、わざとだろ!!花畔(ばんなぐろ)とか絶対読めない!
というか花枝アナ、対応力高すぎ!!

 

(原作漫画も面白かったのでぜひ↓)

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第2話の解説はこちら(編成局・街頭インタビューなど)↓

チャンネルはそのまま 第2話をテレビディレクターが解説【編成局・街録】
HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま』第2話を実際のテレビディレクターが解説します。今回は①編成局とは、②街録が撮れない、③編成判断でオンエアが飛ぶ。出演:芳根京子・飯島寛騎・大泉洋(TEAM NACS)・斎藤歩・大内厚雄・藤村忠寿など。

 

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