YouTubeチャンネル始めました!

YouTubeではテレビの面白さ、就活生向けの情報を中心にゆる〜くぼやいてます!

「ぼやきDのテレビの話」ぜひチャンネル登録お願いします!
スポンサーリンク

AD歴7年からディレクターへ。過酷な時代を乗り切る思考法【体験談】

ADの真実
スポンサーリンク

テレビAD歴7年。過酷な時代の乗り切り方とは?

テレビ業界に就職してもすぐディレクターになるわけではありません。
誰もが最初はAD(底辺)からキャリアが始まります。

会社や番組にもよりますが、ディレクターになるまで報道や情報番組で2〜3年。バラエティだと5年くらいはかかります。

しかし、僕は7年間もADをやっていました。
つまり落ちこぼれです。

7年もADをやっていると普通は辞めてしまう人が多いのですが、僕は何度も死の淵をさまよいながらも不死鳥のように蘇り、ディレクターになりました。そして今でもテレビ業界で働いています。我ながら珍しいタイプだと思います。

ADって大変なんでしょ?

7年も続けられないよ!

と不安になっている就活生や現役ADさんたち。
ほとんどの人はもっと早く出世します。ナーバスにならなくても大丈夫。

ただし、僕のように長〜いAD時代を経験する人も中にはいるはず。

今回は7年間もAD生活を続けていくとどんな事が辛くなるのか?』『その辛さをどうすれば乗り切れるのか?』について実体験を交えながら詳しく解説したいと思います。

 

地獄のAD7年間。辛いこと4つ

まずはどんな事が辛くなるのか?』をまとめると、以下の4つです。

①仕事に飽きてくる
②仕事をサボるようになる
③後輩に追い抜かれる
④転職するか超悩む

ひとつずつ解説します。

 

辛いこと① 仕事に飽きてくる

ADの仕事というのは思いのほか地味な作業が多いため、すぐに飽きてしまいます。

最初は

ロケが楽しい!収録が楽しい!

タレントさんに会えるのが楽しい!

というミーハーな気持ちで乗り切れるのですが、1年もすれば目新しさは無くなり、忙しさも合間って仕事がしんどくなってきます。

ラーメンが大好きでも毎日食べ続けるとしんどくなってくるのと同じです。

そしてAD2年目になればたいていの仕事はできるようになり、3年目になると新しく覚えるような仕事はほとんど無くなります。

つまり、ADの仕事は3年もすればほとんど全てが完結します。

そのため4年目以降のAD作業は完全に惰性になります。
4年目になれば簡単なVTR作りなどディレクター業務もできるようになるのですが、昇格するまでは同時並行でAD作業もやらなければなりません。

7年もADを続けていると『飽きた仕事でもやり続けなければならない』という辛い期間を何年間も過ごすことになるのです。

 

辛いこと② 仕事をサボるようになる

当然、仕事に飽きているので仕事をサボるようになってきます。

ベテランADが陥りがちなことですが、ここで『本当にサボってしまう』と大変なことになります。なぜなら

ディレクター
ディレクター

あいつ、最近手を抜いてるな。

やっぱダメだな〜

みたいな感じで、上司からの評価が落ちてしまうからです。

ADが手を抜いてるかどうかをディレクターは一瞬で見抜くことができます。これは僕もディレクターになってから気づいた事なのですが、ADはうまくサボっているつもりでも、ディレクターは締め切りまでの時間や仕事量、仕事の難易度など様々な状況から

ディレクター
ディレクター

これぐらいの時間があれば、ココまではできるはず。

という計算をした上でADに仕事をお願いします。

その計算より明らかに成果が満たない場合は『サボっている』と認定されます。

ここがベテランADの辛いところ!仕事に完全に飽きているためサボりたいのですが、本当にサボってしまうと自分の評価が下がり、出世がどんどん遅れていくのです(悪循環)。

たまに後輩に仕事をガン振りするベテランADがいますが、下のADに任せても満足な成果は得られないので、結局自分の責任になります。

仕事をサボりたいけど、サボるとどんどん評価が下がる!

これはベテランADが必ず経験するジレンマなのです。

 

辛いこと③ 後輩に追い抜かれる

AD5年目をすぎると、同期の中からディレクターになる人が出てきます。
時には後輩がディレクターになることもあります。

あれ?いつの間に…(呆然)

僕も何度、追い抜かれたことか…。
後輩に追い抜かれたADはメンタルがやられます。

表向きは平静を装っていても

お、お、おう。余裕だぜ。

俺は大丈夫だからよ…。

(やべぇ!終わった、どうしよーー!)

みたいな感じで、心の中では号泣です 笑

このメンタル崩壊は、ちょっとした思考法で改善することができるのですが、後ほど説明します。

 

辛いこと④ 転職するか超悩む

全てのADは転職するか悩むものなのですが、ADも5年目を超えると30歳を目前にして

今さら転職なんてできないよ!

どうしよう…

という感じで、自分の年齢とキャリアとの間で思い悩むことになります。

今から他業種に転職するのは厳しいし、かといって他の制作会社に転職しても、またイチからAD修行のやり直しかよ…

みたいな感じで、超悩みます。

もしADを辞めるなら、早い方が良い。
というのはテレビ業界の鉄則なので覚えておきましょう。

 

では、ここからは『その辛さをどうすれば乗り切れるのか?』について解説します。

長いAD期間をどう乗り切るのか?

まずは、長いAD期間で辛いこと4つのおさらいから。

①仕事に飽きてくる
②仕事をサボるようになる
③後輩に追い抜かれる
④転職するか超悩む

これらの解決策についてひとつずつ解説します。

 

①仕事に飽きてきたら、ディレクター業務を自主的にやれ!

ADの仕事に飽きてきたら、ディレクター業務をやってみましょう。
会社から頼まれなくても自主的にやっちゃいましょう。

これは『勉強になるから』とかいう立派な理由ではなく、AD業務の中に何かしら別の仕事を紛れ込ませることで、退屈なAD作業が単調になるのを防ぐためです。

まあ、どうせやるなら将来の役に立った方がよいので、台本を書いてみたり、編集をしてみたり、なんでもいいので単調な日々の仕事に刺激を入れましょう。

今なら自分のYouTubeチャンネルを作ってみるのも有りです。

ただし真面目に毎日する必要はありません。仕事量が増えて通常の仕事までしんどくなっては元も子もないので、できる範囲でやりましょう。

飽きないために、ちょろっと別のこともやってみよう。

くらいの感覚でOKです。嫌なら中途半端で辞めてもOK。
目的は「飽きたけど仕事を続けていくための工夫をすること」です。

 

②仕事はサボってOK!最低限の仕事だけやろう!

飽きた仕事には身が入らないので、適度に仕事をサボっちゃいましょう!

ただし、先ほど書いたようにディレクターは『サボっているADを一瞬で見抜くことができる』ので、最低限ディレクターの要望に応えられるくらいの働きはするようにしましょう。

慣れてくればサボりながらでもしっかり仕事を回せるようになります。

 

③後輩と「今」競争せず、10年後に競争しよう!

たくさんの後輩に追い抜かれてきた僕が編み出した、後輩に追い抜かれても気にならないための思考法はコレ↓

「ディレクターになる早さを競っているわけではない。今、後輩と競争しても意味がない。10年後には俺が勝っている!」

これを強く意識して下さい。メンタルが下がってきたら、この文言を何回も唱えて自分に暗示をかけましょう。

本当の勝負は『ディレクターになってから何をするのか?』

今追い抜かれたことを気にしてもあまり意味はありません。
10年後、ディレクターとして何をやっているのか?が問題であり、今の状況を悲観することは全くありません。僕も今では追い抜かれた後輩たちに負けないくらい成長できているという自負があるので「今」勝負するのではなく、

AD
AD

10年後に勝ってればいいや。

くらいの気持ちでやっていきましょう。

 

④転職するか悩んだ時。辞める基準は「ディレクターになりたいかどうか」

30歳を目前にしたベテランADにとって転職の決断は簡単なことではありません。

今から他業種に転職するのは厳しいし、かといって他の制作会社に転職しても、またイチからAD修行のやり直しかよ…

そんな悩みを持ったADさんたちに僕が思う「辞める時の判断基準」をお伝えします。それは「ディレクターになりたいかどうか?」です。

ADを続けていく意味ってコレだけしかありません。

 

ディレクターになりたい場合

ディレクターになりたい場合の選択肢は2つ。

①辞めずに、その会社でディレクターを目指す
②辞めて、別の会社でディレクターを目指す

今の会社で

あんまりうまくいってないな…。

と思うADさんは転職することをオススメします。
環境を変えると、自分の状況も変化します。

ご存知の通りADはどこも慢性的な人手不足なので、経験のあるADさんはとても貴重な人材。ベテランADでも30歳くらいまでなら制作会社の転職は比較的簡単です。なので、思い切って転職しちゃうのもひとつの手。
ただし、今の会社に残ったら『もう少しで昇格できる』『勉強になる先輩ディレクターがいる』という状況ならば残っても良いかと思います。

 

ディレクターになりたくない場合

さっさと転職しましょう!時間の無駄です!

 

まとめ「10年経ってもダメなら辞めよう」

これはあくまで僕個人の統計なのですが、10年以上ADをやっている人の中でディレクターに昇格できた人を見たことがありません。

ディレクターになるには実力以外にも運や周りの環境が大切だったりするのですが、10年経っても昇格できない場合は自分自身に問題がある可能性が高いです。
もしかしたらテレビに向いていないのかもしれません。

向いていないことは諦める!というのは生きていく上で大切な判断だと思います。

もしかしたら僕が知らないだけで、歴10年以上でディレクターになった人もいるかもしれませんが、正直いってかなりのレアケースだと思います。

「10年」というのがひとつの基準だと個人的には思います。
ディレクターを目指している方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

僕のYouTubeチャンネルでもテレビの話をたくさんしています!
ぜひ、こちらもお楽しみ下さい↓

ぼやきDのテレビの話
現役テレビディレクター(業界歴14年目)が芸能界の裏話、 AD・ディレクター・プロデューサーの実態、 TVの面白さなどを発信しているチャンネルです。 普段は東京でバラエティ番組を作ってます。 たぶん日本一のテレビ特化サイトである 『現役テレビディレクターのぼやきブログ』を運営しているブロガーでもあります。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ADの真実
現役テレビディレクターのぼやきブログ

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました