ぼやきD著『テレビADの真実』ついに発売!

テレビADの仕事内容、給料、待遇、生態、私生活、ディレクターになる方法などなど、テレビ業界を目指す就活生・全ての現役ADに捧げる、ココだけの秘密の話…!

Kindle本にて発売中!
スポンサーリンク

テレビ業界で仕事する女性の話①【女性ADがどこかに消えてしまう問題】

テレビ業界の真実

ADは女性が多い

男社会だと思われがちなテレビ業界ですが、
ADは意外と女性がたくさんいます。

最近は特にどんどん増えてるイメージで3割〜5割くらいでしょうか。

僕の番組では17人中10人が女性です。

以前も考察しましたが、ADは女性の方が向いています。

(詳しくはこちら↓)

テレビADは女性の方が向いている【適性】
テレビのADは女性が意外と多いです。そしてADは女性の方が圧倒的に向いています。①情報の整理能力が高い②コミュ力高い③細かいところに目がいく④真面目⑤仕事と割り切る、などなど色々と理由があるので解説します。

 

しかし!

女性のディレクターは、ほとんどいません!

多分、全ディレクターの1割以下だと思います。

かなりレア。

たくさんいたはずの女性ADたちは、いつの間にかどこかへ消えてしまうのです!

 

女性ADがいなくなる原因とは?

その原因として考えられるのは、以下の3つです。

他業種への転職
結婚して辞める
APになる

ひとつずつ解説していきます。

①他業種への転職

単純にこれが一番多い理由だと思います。
男性ADも同じですが、転職してしまう人が多いです。

古い体質のテレビ業界には根本的に合わないという女性はたくさんいると思います。

ワケのわからない仕事を押し付けられたり
頭が悪い先輩ADにイラついたり
セクハラ寸前の下ネタが横行したり…。

家に帰れない時もあるので

AD
AD

いつもメイクばっちりで

キレイなお洋服じゃないと嫌!

という女性には難しい業界かもしれません…。

女性はしっかりと見切りをつける子が多いので「テレビは合わない」と思った人はすぐに辞めていきます。

②結婚して辞める

女性ADは大学時代の彼氏や同じ番組のディレクター、AD同士で結婚する人が多いです。

そして、僕のブログでは何度も書いていることですが、
女性ADは結婚すると100%辞めてしまいます。

制作会社には育休制度も整っていない場合がほとんどで、
「子育てをしながらできる仕事じゃない」というのが現実です。

女性ADは結婚しながら続けられる仕事じゃない…
女性はディレクターになりづらい…
男に認められる必要がある…
などなど、僕の著書『テレビADの真実』では女性ADの厳しい現実についても詳しく書いているので、ぜひ興味のある方はご覧下さい。

Kindle本にて発売中

 

③APになる

実は女性の場合、ディレクターになるのではなく、
AP(アシスタント・プロデューサー)へと方向転換する人がたくさんいます。

APさんは異常に女性の割合が高いのが特徴で、
多分9割は女性だと思います。

(APさんについて詳しくはこちら↓)

テレビのAPって何?仕事内容とADとの違い【制作進行も解説】
APの仕事とは?プロデューサーのアシスタントであるAPさんの仕事を解説します。簡単にいうとプロデューサーの下位互換です。APの一種である『制作』『デスク』『制作進行』についても解説します。

 

APはADと同じで「気配り」が必要で、女性に向いている仕事です。

なので、女性のADは、ある日プロデューサーから

プロデューサー
プロデューサー

お前、APやってくれないか?

と、スカウトされるパターンが多いです。

 

APはADとは違い、時間が規則的だし労働時間も少ないです。

さらに、タレント事務所など対外的なやり取りが多いので
ADみたいなテキトーな格好ではなく「ちゃんとした服装」をしてないといけないので、女性にとっても嬉しい役職なのです。

 

女性がディレクターになるのは難しい

このようにして、数年もすると
いつの間にか女性ADたちはいなくなってしまいます。

女性がディレクターになる、
というパターンは結構レアなのです。

そこで、『テレビ業界で仕事する女性の話 第2弾』では、
「女性ADがディレクターになるために乗り越えるべきハードル」について解説したいと思います↓

テレビ業界で仕事する女性の話②【女性ADがディレクターになるには?】
女性ADがディレクターになるためには何が必要か?①すっぴん&寝顔を晒す②下ネタをかわす③結婚できない④男に認められる必要がある、以上4つの条件について解説します。女性ディレクターは数が少ないのでとても貴重です。

 

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました