ぼやきD著『テレビADの真実』ついに発売!

テレビADの仕事内容、給料、待遇、生態、私生活、ディレクターになる方法などなど、テレビ業界を目指す就活生・全ての現役ADに捧げる、ココだけの秘密の話…!

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【衝撃実話】AD時代のブラックな激務を自慢しよう!

テレビ業界の真実

古き良きAD時代の「ブラックな激務を自慢する」という
なんの生産性もないコーナー!

 

①連勤日数

いわゆる「休めなかった日数」ですね。

僕の場合は60日(2ヵ月)くらいです。

バラエティ班にしては恵まれてる方ではないでしょうか。

「朝編集が終わって、夜中また編集に入る」みたいな日はなぜか「休日」とカウントされがちですが、一般的な感覚だと「出勤」に入ると思うので出勤として数えています。

 

②連続で家に帰れなかった日数

僕の場合は8日間です。

ロケ、収録、編集が立て続けに襲ってくると、どうしても家に帰れない日が続きます。

でも、僕はバラエティ班にしては恵まれてる方ではないでしょうか。

というのも、

僕は少しでも時間が空いたら家に帰れるよう、会社からチャリで10分くらいの場所に家を借りていました。

(詳しくはこちらの記事を参照↓)

テレビADなら手取り14万円でも港区に住んで貯金できる話
僕はAD時代、手取り15万円でしたが、港区白金に住んで貯金もできていました。ADという職業なら手取り15万でも十分です。貯金もできていたので手取り14万円でも十分です。そのお金の使い道などを解説します。

なので

AD
AD

朝6時のロケまで3時間空いてるな

みたいな「隙間の時間」ができると迷わず家に帰ってシャワーを浴びたり仮眠したりしていました。(そういった仮眠のための帰宅も「家に帰った」とカウントしています)

会社から家が遠い人は家に帰る気力とお金(タクシー代)が無いので、もっと日数が伸びると思われます。

家に帰りたいなら家賃が高くても会社から近い場所に住むことを強くオススメします。

 

③連続徹夜だった日数

ADは家に帰れないだけでなく、寝られない日々が続くことがあります。

僕の場合は5日間です。

鬼のように面倒くさい再現VTRのロケで、
『朝6時から夜23時まで』のロケが5日間も続いてしまった時です。

23時から寝ればいいじゃん

と思うかもしれませんが、
ADは翌日のロケの準備をしなければなりません。

準備なんて早くやっちゃえよ

と思うかもしれませんが、
再現VTRの準備はめちゃめちゃ大変なのです。

ロケ終わりの23時からハイエースでテレビ局の美術倉庫に向かいます。

美術倉庫から翌日のロケに使う家具(タンスやテレビ・冷蔵庫など)や小道具、衣装など、1Rの引越しくらいの荷物をAD2人くらいでハイエースに詰め込めるだけ詰め込みます。

1回で積みきれない時は、何回か往復します。

会社に戻ったら1Rの引越しくらいの荷物を仕分けして、翌日に使う衣装を役者さんやシーンごとに分けます。

そして、台本を刷り、控え室の準備をして、役者さんや技術さん用の朝飯やドリンクを買っているといつの間にか朝になっているのです。

さらに、翌々日あたりのロケ場所が仕込めてなかったりすると、そのリサーチがあるため残念ながら全く眠れないのです。

毎日夜中に引越しをしながら昼間はロケして5日間ずっと動き続ける、という「人間の生の限界」に挑んだ究極の5日間でした。

まあ、移動中のロケ車の中で寝落ちしたから
厳密にいうと5日間で3〜4時間は寝たかもしれない。
(それでもキツイけど)

ちなみに、その時徹夜のために使っていた『栄養ドリンク』はこちらです↓もし、5日間を徹夜で過ごしたい方は参考にして下さい。

TVディレクターが教える「本当に徹夜できる栄養ドリンク」はコレ
AD時代に最長5日間徹夜したことがある僕がオススメする「本当に徹夜できる栄養ドリンク」の紹介です。モンスター、ユンケル、など本当に効果がある栄養ドリンクを紹介します。

 

④ディレクターに殴られた回数

先日、クレイジージャーニーでの暴力事件が話題になりましたが、昔は暴力を振るうディレクターがたくさんいました。

ボディやローキック、ビンタなど、細かいものを含めると数えきれないので、今回は「顔面をグーで殴られた回数」に限定します。

記憶にあるのは4回です。

多いのか少ないのかは、分からないです。

仕込みがうまくいってなかったり
ロケで忘れ物をした時などに、殴られます。

顔面を殴られる時はかなり怒っている状態なので
ボディやローキックなどのコンビネーションでやられます。

ロケ先でやられると、ロケ先の人のテンションが大きく下がります。

ただ、暴力ディレクターは今は淘汰されいなくなってきていますのでご安心を。

 

以上、AD時代のブラックなお仕事自慢でした!!

あくまで僕の場合です。
もっと悲惨だった人もいると思います。

ただ、働き方改革が進む今ではかなり改善されています。

10年近く前のお話ですので、あしからず。

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