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若手テレビディレクターが仕事で失敗しないための方法5つ

ADの真実
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若手ディレクターは初めて番組を任されると緊張する

ADがVTR作りに初挑戦する時、若手ディレクターが新しい番組に配属になった時など、慣れてない環境で若手が勝負する時は緊張するもの。

時には失敗してしまうこともあります。

ここでいう「失敗」とは、プレビュー(お偉いさんとの試写会)で

プロデューサー
演出

このVTR面白くないね〜

やり直しー!

と言われ、大規模な直しが発生してしまうことを言います。

僕もディレクターに成り立ての頃はよく失敗していました。
過去には失敗して番組をクビになったこともあります(鬱)。

しかし、業界歴14年目の中堅ディレクターになってきた最近は5つのことをしっかりと意識できるようになり、初めての番組でも失敗することがなくなりました。今回は僕が実践している「慣れてない番組で失敗しないための方法 5つ」を解説したいと思います。

【慣れてない番組で失敗しない方法】
①番組のフォーマットをしっかりおさえる
②ADに頼らない
③演出や先輩ディレクターに相談する
④台本の段階から「撮り方」「画角」まで考えておく
⑤台本が崩れたら現場の流れを優先する

将来ディレクターになりたい方、もう少しでディレクターになれそうなADさん、よく失敗しているディレクターさんなどはぜひ最後まで読んで下さい。

 

①番組のフォーマットをしっかり抑える

基本中の基本ですがこれが一番重要です。新番組や特番は例外ですが、レギュラー番組の場合は「VTRの流れ」「作り方」がある程度固まっていて、フォーマットができているのが普通です。

例えば『水曜日のダウンタウン』の場合は、

1.最初に説を発表

2.ターゲットの紹介と検証の仕方を説明

3.基本的なパターンから見せる

4.徐々に進化したパターンを見せる

5.奇抜なパターンも見せる 

5.オチ(最終結果)

もちろん説の内容によって違いますが、ざっくりこんな流れになっています。

フォーマットは「番組の特色」であり統一感を持ってテレビ番組は作られています。まずはフォーマットをしっかりと抑えて、慣れないうちは型を崩さず真似することから始めた方が良いです!

 

②ADに頼らない

冷たく聞こえるかもしれませんが、番組に慣れないうちはADの力に頼らない方が良いです。ADを信用しすぎると失敗します。

特に番組の質を左右する「リサーチ」や「仕込み」はADさんに任せっきりにせず進捗状況を常に確認するようにしましょう。複雑な仕込みなどは自分でやった方が良いかもしれません。

これはフリーランスあるあるですが、初めて組むADさんに任せっきりにしていると『全くリサーチが進んでない』なんて事はよくあります。

ディレクター
ディレクター

やべー!これじゃロケに間に合わねぇ💧

(結局自分でやる…)

ADさんはあくまでサポート。
慣れないうちは面倒な仕事も自分でやる事を覚悟しましょう。

 

③演出や先輩ディレクターに相談する

若手ディレクターのうちは、演出や先輩ディレクターが面倒を見てくれると思われます。分からない事や不安な事があったら、どんどん相談しましょう!

アドバイスなんかいらん!

俺は俺の感性でおもろいVTRを作るんだ!

(唯我独尊)

という気持ちは素晴らしいのですが、若手の時にその考えは危険です!

そもそもVTRをチェックするのは演出です。演出の方針に沿ってVTRを作ることが正解であり、アドバイス通りに作っていればまず失敗することはありません。

やっぱりあそこ直したかったな。

もう少し攻めたら面白くなったのにな

という部分は、いずれ修正できるようになります。
慣れてきたら番組に『自分の色』を入れられるようになってきます。

最初のうちは120点のホームランを狙う必要はありません。
最初は65点くらいの平均的なVTRを作る事を心がけましょう!

 

④台本の段階から「撮り方」や「画角」まで考えておく

慣れないうちは台本の段階から「撮り方」や「画角」までしっかりと考えておくことをオススメします。

台本のナレーション1行1行に「どうやって撮るのか?」「画角は?」「サイズ感は?」などなど、ト書きで書き込んでおくくらいの勢いで良いと思います。

慣れてくるとその場で考えられるようになるのですが、初めのうちはイメトレしてからロケに臨むようにしましょう。

本番中に全てをいちから考えているとロケが押します 笑

ロケが押すと心に余裕が無くなり、全体の流れに気を配れなくなります。
全体の流れに気を配れなくなるとミスが増えます。撮りこぼしなども発生します。心の焦りは失敗のもと。

現場でテンパってしまうディレクターもたまにいますが、台本の段階からしっかりとイメトレをしておきましょう。

 

⑤台本が崩れたら現場の流れを優先する

ただしイメトレをし過ぎると、いざ本番で台本の流れが崩れてしまった時にめちゃくちゃ焦ることになります。

バラエティ番組の場合は台本通りにいかない事が多いです。

あれ?台本と違うんですけど!

こんな展開 聞いてないんですけど!

みたいな時は、現場で臨機応変に対応するしかありません。
最初の頃はめちゃくちゃ焦ります!笑

参考として、初めてのタレントロケでいきなり台本が崩れて頭が真っ白になった時の僕の体験談を貼っておきます↓

初めてのタレントロケ。緊張して失敗した時の対処法【実体験】
テレビディレクターにとって、初めてのタレントロケは特別なもの。しかし、緊張のあまり失敗してしまう事があります。今回は『初めてのタレントロケで緊張して失敗しないための方法』を僕の失敗談を振り返りつつ解説します。

 

台本の展開が大きく崩れた時にとるべき方法は2つです。

『台本の流れに戻すのか?戻さず突き進むのか?』

この判断はディレクターの裁量にかかっていますが、個人的には現場の流れを最優先にすることをオススメします。間違っても無理やり台本の流れに戻してはいけません。いい感じでロケが進んでいるのに

一回カットします!

◯◯からもう一度撮り直しで!

みたいに急にカットインすると、せっかく出来上がっていた現場の雰囲気や流れが断ち切られてしまいます。

流れが断ち切られてしまうと、

あれ、この前後を

どうやってつなげればいいんだ?

(話がつながらない!)

というように、編集の時に困ることになるのがオチです。

台本の流れに戻したい場合は無理やり仕切り直すのではなく、自然な流れで(できればカメラは止めずに)うまく誘導してあげるようにしましょう。

台本と違うけどこっちの方が面白そうだ!

と感じたら、迷わずそのまま突き進みましょう!

現場で感じたインスピレーションを信じるのが正解です。

 

まとめ「若手の頃は失敗するのが当たり前」

以上、慣れてない番組で失敗しないための方法をまとめると、

①番組のフォーマットをしっかりおさえる
②ADに頼らない
③演出や先輩ディレクターに相談する
④台本の段階から「撮り方」「画角」まで考えておく
⑤台本が崩れたら現場の流れを優先する

という感じです。

要するに、最初はフォーマットに則って、下の人間に頼らず、先輩の言うことを良く聞いて、事前にイメトレしつつ、現場では慌てず対応することが重要ということです。

しかし、いくら気をつけても失敗してしまうことはあります。

失敗した時は「できたこと」と「できなかったこと」をしっかり整理して次につなげれば良いのです。気にする必要はありません。

失礼しましたー!

次回がんばりまーす!

くらいの感じでOKです。

 

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