ぼやきD著『テレビADの真実』ついに発売!

テレビADの仕事内容、給料、待遇、生態、私生活、ディレクターになる方法などなど、テレビ業界を目指す就活生・全ての現役ADに捧げる、ココだけの秘密の話…!

Kindle本にて発売中!
スポンサーリンク

【再放送・総集編・特別編・傑作選】なぜ、たまに放送されるのか?

テレビ業界の真実

【再放送・特別編・総集編・傑作選】の違い

まずは再放送や特別編・総集編・傑作選の違いから説明します。

【再放送】=過去放送したものを、手を加えずにのまま放送すること。
【特別編】=過去の放送を再編集したり、いくつかの回を組み合わせて作ったもの。一部、新撮したものを加えて放送する場合もある。
【総集編】
=特別編と同じ
【傑作選】=特別編と同じ。

要するに再放送は過去の回をそのまま放送すること。特別編と総集編と傑作選にたいした違いはありません。

 

【再放送・特別編・総集編・傑作選】なぜ、たまに放送されるのか?

理由は4つ。

①制作費の節約
②番宣のため
③タレントのスケジュール
④ネタを考えるのが大変

ひとつずつ解説します。

 

①制作費の節約

一番大きい理由は制作費の節約です。

制作費はオンエアの回数ごとに支払われるのですが、ご存知の通りテレビ業界は「経費削減」の嵐に巻き込まれており、どの番組も安い予算の中で試行錯誤しながら制作しています。

たとえ高視聴率を取ったり、大人気番組になったとしても制作費が増えることはありません。

せいぜい、ご褒美に「大入り」といって500円を貰えたり、スタッフを労うために飲み会が開かれたりするだけです。

(↑こんな袋に500円を入れて渡されるだけ…)

しかし再放送はもちろん、特別編や傑作選は制作に手間やお金がかかりません。なので、特別編を時々放送することで通常回で制作費がオーバーした分を取り戻すことができるのです。

特別編や傑作選には「赤字分を取り戻す」という意味合いがあるのです。

単純な「再放送」よりも「特別編」などの方がお得


コロナの影響でドラマやバラエティ番組の再放送が続いていますが、よく見ると単純な再放送ではなく「特別編・総集編・傑作選」という名前で、一部、編集に手を加えて放送をしていたりします。

実は、テレビ番組は単純な「再放送」には予算がつきません。しかし、傑作選や総集編のように「再編集が必要なもの」に関しては、そのオンエア分にも制作費が出ます。

ちょっとでも編集に手を加えるだけで制作費を取ることができる。なので単純な再放送ではなく「特別編」を放送しているのです。

お金が欲しいから

ちょっとだけ編集してるんだ…

ずるいかもしれませんが、お金欲しいもんなぁ。

(こちらの記事にも詳しく書いてます↓)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200502-00625197-shincho-ent

 

②番宣のため

特に宣伝したいゴールデンの番組やドラマ、スペシャル番組などはたくさんのお客さんに見てもらうために「番宣枠」を設けます。

日曜日のお昼によくやっているような番組はこれにあたります。

しかし、人気ドラマならまだしも、バラエティの場合は特別編では視聴率が取れないので、実際にどれだけの宣伝効果を発揮しているのかは誰にも分かりません。

 

③タレントのスケジュール

毎週放送されているバラエティ番組は、2週間に1回、規則的に2本撮りするのが普通です。

しかし、タレントさんが夏休みや冬休みで収録ができない場合などは、傑作選や総集編を制作して切り抜ける時があります。

2週間に1回の収録がなくなると、その間に我々スタッフも休んだりしているのです。

 

④ネタを考えるのが大変

毎回新ネタで勝負するのがもちろん理想ではあるのですが、ネタがない時は傑作選や総集編があると助かります。

ただし、最近のバラエティは総集編の中にも多少の演出を加えて「ただの再編集版」にならないよう工夫している番組も多いです。

全力!脱力タイムズとか、
水曜日のダウンタウンとか。

そういう番組は、スタッフの演出の意地みたいのを感じます。

総集編も「総集編なりに楽しませる」

そんな番組は、
バラエティの鏡のような番組なのです。

 

まとめ

以上、【再放送・特別編・総集編・傑作選】がたまに放送される理由でしたが、最近では『働き方改革』の影響もあります。

今年のお正月は例年にも増して再放送が多かった気がする。

コロナも終わらないし、これからもっと増えるかもなぁ…。

 

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました