休日に上司と『つながらない権利』と言うものがあるそうです。
「休日でも名指しでグループチャットに質問が来るから気が休まらない」 「勤務時間を過ぎても携帯電話が鳴り続ける」 「部長が休日に『今日のランチです』と部内チャットに写真を投稿したため、部下たちは返信せざるを得ない空気になった」
休日に部下に対して不必要な連絡をする上司がいる中、
「つながらない権利」を主張するのは今のビジネス界では当然のことであるらしい。
(詳しくはこちらの記事を↓)
「つながらない権利」テレビ業界ではどうなのか?
休日なんて関係ない!というイメージがあるテレビ業界に
つながらない権利はあるのか?
実は、イメージ通りテレビ業界では
休日など関係なく連絡がかかってきます。
バンバンかかってきます。
休日でも平日でも関係なくめちゃくちゃ連絡がきます。
あんまり休日とかいう感覚がありません。
上の記事によると、約15%の人が
『就業時間外でも緊急性のない連絡に対応している』らしいですが、
テレビ業界の場合は100%の人が就業時間外でも緊急性のない連絡にも対応しています。
ただし!
かかってくるのは部下から上司へのパターンが多い!
つまり、ADからディレクターへの連絡です!
ロケのスケジュールどうしますか?
発注したイラスト、これでいいですか?
取材先に断られました。
などなど、様々な連絡がADからかかってきます。
ディレクターからADにかけるパターンも、もちろんありますが、働き方改革以降、業務時間外でのADへの連絡は禁じられたため、
ディレクターが
こんな夜遅くに無茶振りしてくる!
マジでうざいんですけど〜
みたいなことは、今では少なくなってきました。
でも、
ADからディレクターへの電話は全然なくなりません!
かといって、
つながらない権利があるんだ!
俺に休日連絡するな!
なんて、不平不満を言うディレクターはいないです。(たぶん)
そんなこと言っていたらロケに間に合わなくなるからです!
オンエアに間に合わなくなるからです!
そもそも、ADからくる連絡はほとんどが「緊急を要する」案件であり、ディレクターが「休日に連絡するな!」なんて言っていたら色んなことが間に合わなくなってくるのです。
むしろ、
ADから連絡がこないときは不安になってこっちから連絡しちゃいます…。
そもそも一般企業とは違い、ADとディレクターの就業時間は全く違います。
みんなが一斉に10時〜18時で働いているわけではないので、どうしても就業時間外での連絡が必要になるのです。
記事のように約15%の人しか連絡に対応してくれなかったら、テレビは大変なことになっちゃいます。
よって、
テレビ業界では『つながらない権利』は存在しないのです。
コメント
フリーの人は特に「休日」という感覚が無いと思う。