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テレビADの仕事内容、給料、待遇、生態、私生活、ディレクターになる方法などなど、テレビ業界を目指す就活生・全ての現役ADに捧げる、ココだけの秘密の話…!

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ADでも今すぐフリーのディレクターになれる。必要な3つの経験

テレビ業界の真実

ディレクターに必要な経験は3つだけ

フリーを考えている制作会社の皆さん。

特に、なかなかディレクターに昇格できない5年目以上のADさん。

次の3つの要素を経験していれば、普通にフリーのディレクターとしてやっていけます。(バラエティの場合です)

・スタジオ収録
・ロケ
・再現ドラマ

まあ、当たり前といえば当たり前。

バラエティは、この3つで構成されています。
(「生放送」もありますがバラエティはほとんど収録なので割愛)

ちなみに、ディレクション経験はなくても構いません!
AD時代に経験さえしていればOKです。

 

僕は「ロケ」しかできなかった

僕もフリーになった時は、ディレクターとしては「ロケ」しかやったことがない状態でした。

構成書いたりVTR作りはできましたが、
スタジオの回しや再現ドラマのディレクション経験は全く無し。

しばらくは、ロケの仕事だけでお茶を濁していましたが、ある日、急にスタジオ収録の仕事が入ってきました。

いきなりスタジオ台本を書かなければいけなくなりました…。

しかも、本番はサブコンに座ってアイソを切ってくれと…。

でも、結論から言うと普通にできました!

 

フリーをやりながら成長していける

僕はスタジオ台本なんて書いた事がなかったし、アイソを切る機械に触ったこともありませんでしたが、
AD時代に嫌という程スタジオ台本は見ていたし、サブコンにも入ったことはあります。

スタジオ編集のオフラインもAD時代にお遊び感覚でやっていたのでアイソを切るコツみたいなものは何となく分かっていました。

この「見たことがある」というのはものすごく重要です!

ディレクションはした事はないけどAD時代に「見たことはある」

見たことがあれば「仕組み」はなんとなく分かります。
仕組みさえ分かっていれば、意外にできます!!

しかも、最初のうちは「まだ番組に慣れてないだろうから…」ということで演出も周りのDやPも、いろいろ助けてくれるので全然オッケー!

その猶予期間のうちに、完全に自分のものにしちゃいましょう!

フリーをやりながらでも成長していけるので大丈夫です。

 

とりあえずやってみるか。

という気持ちになれるか?だけが勝負ですかね。

ちなみにその後、再現ドラマの仕事もやってみましたが、それも何とかなりました!

AD時代の地獄のような再現ロケの経験が、こんな所で生きるとは…。よかったよかった。

 

AD時代に見た事があれば、ディレクションできる

実はフリーランスのディレクターでも、ロケ、スタジオ収録、再現ドラマ、全てをこなせる万能な人は中々いません。

再現ロケができない人はロケをする。
ロケが苦手な人はスタジオ収録を頑張る。

みたいな感じで、ほとんどのフリーはそれぞれの得意分野の番組だけで働いています。

たまに、1つの番組しかやった事がないディレクターが他ジャンルの番組に異動して苦労する。というパターンを見かけるのですが

1つの番組しかやったことがないディレクターよりも、3つの番組を経験しているADの方がよっぽど強い。

というのが、僕の印象です。

フリーをやっていると「やった事ないジャンル」の仕事が舞い込む時が必ずきます。

『そんな仕事は断る!』というのも一つの手ですが、僕の考えは、

AD時代に見た事があるなら、やってみた方が良い。

と思っています。

やってみたら意外と何とかなります。

 

AD時代にいろんな番組をやった方が得

「ロケ、スタジオ収録、再現ドラマ」3つ全てを使っている番組って少ないと思うので、ひとつの番組だけに配属され続けていると、3つの経験をする事は難しいと思います。

できれば、ADのうちは色んな番組を経験しておいた方が、将来的には楽になると思います。

5年目以上のADさん、
会社の事情でなかなかディレクターにしてもらえなくて悩んでいるベテランADさん。

3つの経験があるなら、思い切ってフリーになっちゃうのもアリです!

とりあえず「やってみよう」という覚悟さえ決めれば、
ディレクションした事がなくても、きっとフリーをやりながら成長していけると思います。

今のうちに色んな番組について、しっかり「見て」おくことをオススメします。

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