ぼやきD著『テレビADの真実』ついに発売!

テレビADの仕事内容、給料、待遇、生態、私生活、ディレクターになる方法などなど、テレビ業界を目指す就活生・全ての現役ADに捧げる、ココだけの秘密の話…!

Kindle本にて発売中!
スポンサーリンク

テレビAD。後輩に追い抜かれた先輩がメンタルを保つ方法 4選

ADの真実

テレビ業界では「後輩のADが先輩を追い抜いてディレクターになる」ということがよく起こります。

僕も6年半ADをやっていたので、
たくさんの後輩ADに追い抜かれまくっていました。

後輩と比較してどうすんの?

自分のペースでやればいいじゃん!

焦ってんじゃねーよ、ダッセーな。

と思われるかもしれませんが、人間はどうしても他人と比較してしまう生き物。実際追い抜かれてしまうとメンタルが崩壊するのでキレイ事は言っていられないのです。

今回は、焦りまくったことがある僕自身の経験から、ベテランADが後輩に追い抜かれまくってもメンタルを強く保っていくための方法を4つ紹介します。

 

①自己啓発本を読む

いきなり現実逃避かよ!

と思われるかもしれませんが、ベテランADはガラス細工のように心が繊細になっているので、すぐに心がくじけます。

そんな時は自己啓発本を読むと心が落ち着きます。そして、ちょっとした勇気がわいてきます。(宗教ではありません)

僕はメンタルが弱いので今でも自己啓発本を読みまくっています。AD時代のように「後輩に追い抜かれてキツイ」という悩みはありませんが、なにかとメンタルが落ち込む度に自己啓発本を読みまくっています。そのおかげでなんとか自尊心を保っています。

AD
AD

本当にすごい人は

自己啓発本なんて読まない!

と世間では言われているようですが、ほとんどの人は凡人なのですからカッコつけずに思いっきり自己啓発本に頼りましょう!

オススメなのはホリエモンのこの本↓

AMAZONで見る 楽天市場で見る

この本に書いてあるホリエモンの思考法を読んでいると、悩んでいるのがバカらしく思えて勇気が湧いてきます。『自分のことだけ考える』って思考法マジで重要です。

単純に「読書」をしている時間は余計なことを考えなくなるので心が落ち着きます。ベテランADに限らずメンタルが弱ってるディレクター陣もぜひ読んでみて下さい。

俺はお金をかけたくない。

本なんて買いたくない!

という人には、YouTubeもオススメです。

今では「ビジネス系YouTuber」と呼ばれるたくさんの人たちが自己啓発的な動画をあげています。ビジネスに関する有益な情報も手に入るので結構オススメ。見るとやる気が出てくるので、毎日見続けて自分を良い方向に洗脳しましょう。

ただし、見るのに夢中になりすぎて本来の生活に影響が出ないよう気をつけて下さい。

 

②目標は「先輩ディレクター」に定める

後輩ADに追い抜かれると

AD
AD

早く俺もディレクターにならないと…

という焦りが生まれてきて本来の目的を見失いがちになります。

よく考えてみて下さい。あくまでも目標は「早くディレクターになること」ではなく「ディレクターになって面白い番組を作ること」だと思います。

ぶっちゃけ「ディレクターになること」自体に価値はなく、面白いものを生み出さなければ意味がありません。なので「ディレクターになる早さ」を後輩たちと競っても意味がないのです。

追い抜かれた後輩の背中を焦って追いかけるのではなく今、面白い番組を作りまくってブイブイ言わせている『先輩ディレクター』を目標に定めましょう。

重要なのは「その先輩みたいになれるかどうか?」です。ディレクターに昇格するスピードはどうでも良い。

もし後輩と競うなら「ディレクターになれるかどうか?」ではなく「10年後、その先輩ディレクターを追い抜けるかどうか?」という長いスパンで勝負するようにしましょう。

今追い抜かれても、10年後に勝っていればいいのです。

こう思えたらめちゃくちゃメンタルが安定すると思います。僕の場合は5年くらい上に尊敬するディレクターがいたので、後輩のことは忘れてその人を目標に頑張っていました。

早くディレクターになった人が必ずしも優秀とは限らないですしね。

 

③AD業務をサボりすぎないよう気をつける

これは全ベテランADに共通することなのですが、長年ADをやっているとサボりぐせがついてしまいます。

ほとんどの仕事を後輩ADにガンぶりして自分は楽をしてしまうのです。

これはあまりいい傾向ではありません。

なぜなら「最低限の仕事でいいや」という思考法では、いざ、昇格のチャンスが回ってきた時に失敗するからです。

ディレクターになったら企画を成立させるのは当たり前。
成立させた上で「どこまで面白くできるのか?」というのが勝負になります。

しかし、ADのうちにサボりぐせの習慣がついてしまうと、チャンスが来た時にいきなりスイッチオン!することはできません。やがて「自分でもっと面白くしよう!」という泥臭さみたいなものが無くなってしまいます。

すると、いざ自分にチャンスが回ってきても惰性のVTRしか作ることができなくなり、失敗します。

僕もAD5年目の時にこの落とし穴にはまってしまい、何回もチャンスを逃したことがありました。

そして失敗を繰り返すとやる気がなくなり、また仕事をサボるようになります。

サボりぐせ→チャンスがくる→失敗する→やる気がなくなる→さらにサボる→チャンスがくる→失敗する→またやる気がなくなる→チャンスが減る…

というように、サボりぐせが習慣になると失敗のスパイラルに陥ってメンタルはズタボロになるのです。

逆にチャンスをものにするとメンタルが安定する!

ベテランADがメンタルを安定させるには「チャンスをものにする」という成功体験が必要になります。

なので、サボりぐせがついている人は要注意!

サボってもいいんだけどサボりすぎてはいけません!

AD
AD

自分がディレクターだったら「これでいける!」と自信を持てるくらいの仕事は、やる。

という「小さな責任感」を意識しながら仕事をすると、チャンスが回ってきた時にも力を発揮できると思います。

 

④よく寝る

今まで色々と書いてきて申し訳ないのですが、
メンタルを保つ上で最も効果的で即効性がある方法は「よく寝ること」です!

僕の経験上、メンタルが弱っちゃうのは余計なことを考えてしまうから。

AD
AD

また後輩に追い抜かれた…。

これからどうしよう…。

なんてくだらないことを考えてしまうのは「起きているから」です。

寝ている間に「悩む」ことはできません。無駄に夜更かししてるから余計なことを考えてしまうのです。

メンタルが不安定な時はとりあえず寝ましょう!
朝起きた時には大体の悩みはリセットされています!

AD
AD

いや、朝にリセットされたとしても、

会社に行ったらまた悩みが復活するんですけど…

というのはもっともですが、それもまた寝ればリセットされます。とにかくメンタルが弱ったら寝ましょう!

 

まとめ

後輩に抜かれてもメンタルを安定させるには

①自己啓発本を読む
②目標は「先輩ディレクター」に定める
③AD業務をサボりすぎないよう気をつける
④よく寝る

の4つを実践すれば大丈夫。

メンタルが安定してきたら、あとはひたすら頑張るだけです。

ちなみに、ディレクターになるための一番の方法はコレなので、良かったら試してみてください↓

テレビADがディレクターになる一番の近道はコレです
なかなかディレクターになれなくて悩んでいるADさん。僕が一番近道だと思う成長の仕方を解説します。(僕の実践していた方法です)最も効率が良く楽しく実力を伸ばす方法だと思います。

 

コメント

  1. ぼやきDぼやきD より:

    メンタルを安定させる努力は惜しみなくした方が良い。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました