実は、芸人さんだけでなく
テレビディレクターにも闇営業があります。
制作会社などの「社員」のディレクターが
会社を通さずに仕事する事です。
局員やフリーのディレクターと付き合いのある社員のディレクターがいると、たまに発生することがあります。
ただ、依頼するのは「テレビ制作者」なので反社会勢力との繋がりはありません。
特番やスペシャルの時に闇営業が発生する
単発の特番やスペシャルなど、どうしても人手が足りない時に
ちょっとだけ手を借りたい!
というような時に闇営業の依頼がきます。
一番多いのは「オフラインの代行」です。
(オフラインとは、簡単に言うと編集のことです。)
ただ、普通の社員のディレクターは働きづめなのでそもそもスケジュールがあまりないことが多い。あまり「重い」仕事を頼むことはできません。
ロケはこちらでやるから
編集だけだけやってくれ!
というようなパターンが多いですかね。
仕事量でいうと「1〜2日くらい拘束される」ぐらいの感覚です。
オフラインはパソコンさえあれば家でもどこでも空き時間でできるので、ぶっちゃけ「バレる」ことはありません!
手軽に闇営業しやすいのです。
(当然、エンドロールにも名前を載せません)
他にも「1日だけロケを手伝う」とか「本編編集を代行する」など、いろいろなパターンがあります。
ギャラは「ちょっと安い」
そんな闇営業の場合のギャラは、
依頼したディレクターなりプロデューサーなりが制作費から密かに払ったりポケットマネーから払ったりするので、残念ながら正式にお願いされるギャラよりも安いです。
(芸人さんは闇営業のギャラの方がおいしい)
取っ払いで払われる事もあります。
闇営業のギャラ相場は?【僕の場合】
闇営業を依頼する人も依頼される人もギャラの参考にして下さい。
僕が会社員だった時に闇営業した時の一例ですが
「15分くらいのロケVTRのオフライン」をお願いされた時、1日がっつりかかりましたが、それで4万円でした。
仕事量は『1日徹夜でオフラインした』くらいです。
フリーのディレクターに比べると破格の値段だと思いますが、給料が決まっている(しかも安い)制作会社の人間にとっては良いお小遣い稼ぎになるので、お得ではありました。
闇営業する時の参考にして下さい。
コメント