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テレビディレクターの「裏かぶり」【闇営業】

テレビ業界の真実
【裏かぶり】とは
タレントさんが「同じ時間帯に別の番組に出演する」こと。

テレビ業界では、裏かぶりは「禁止」されています。

例えば、水曜9時にフジテレビ「ホンマでっかTV」に出ている明石家さんまさんやブラックマヨネーズさんらは、水曜9時に日テレやTBSなど他局の番組には絶対に出られません。

ということは、

フジテレビ以外の局は「ホンマでっかTV」が終わらない限り、
永遠に水曜9時にさんまさんやブラマヨらを使う事が出来ないのです。

以前『ワイドナショー』では11時になると番組の途中なのに東野幸治さんがいなくなる事がありましたが、それは日テレで11時から東野さん出演の『旅猿』がやっていたからです。(裏かぶりは早いもの勝ちです)

また、通常1時間の番組が「4時間スペシャル!」とかになってしまうと、その4時間のうちは他の番組には出られません。

なので、タレントさんをブッキングする際には

AP
マネージャー

オンエアはいつですか?

という会話が必ず繰り広げられるのです。

 

実はこの決まりごとは、ディレクターも一緒。

しかし、タレントさんとは違ってディレクターはテレビに映る訳ではないので「裏かぶり」をしたとしてもバレません!

エンドロールから名前を消しちゃう場合もあります。

バレようがないので
ぶっちゃけ僕もやった事があります!

多分、フリーならやったことある人も多いはず。

一種の闇営業ですね…。

ただし、好き好んでやったわけではなく、

通常は深夜にやっている番組が「今回はゴールデンスペシャルですよ!」ということに突然なってしまい、普段やってる別の番組とバッティングして、不慮の事故で「裏かぶり」になってしまっただけなんです。

これがタレントさんの場合だったら、

「裏かぶりなので、ゴールデンスペシャル自体が出演不可」

という事になるのですが、

ディレクターの場合はその辺あんまり気にされていないので、普通に裏かぶりしちゃう事があるのです。

ただ裏かぶりしてたとしても実害があるわけではないので、気にしているのは一種の礼儀作法みたいなもんですね。

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