【評価✨3】使うときもある
『あご、あし、まくら』
食費、交通費、宿泊費のこと。
→地方ロケの予算を気にする年配のプロデューサーあたりが使用する。
→普通に「食費、交通費、宿泊費」と言ってほしい。
『わらう』
「片付ける」の意味。
→ベテランの技術さんや大道具さんなどは、よく使う
『シータク』
タクシーの逆さ言葉。
→あえて使う人は少なくなったが個人的にはよく使う。
『ちゃいちー』
「小さい」の逆さ言葉。
→なぜか「さいちー(小さい)」とは言わない。
→大きい時は「かいでー(でかい)」という。
例)ぱいおつ、かいでー。
『消え物』
1回使ったら使えなくなる小道具のこと。
→例えば、食べ物とかティッシュなどの消耗品とか。
→舞台の世界ではよく使うらしい
『八百屋にする』
物を斜めに傾けて立体的に見せること。
→八百屋さんの店頭ディスプレイが斜めになっている事が語源。
→ブツ撮りの時に使う事が多い。
『2h』(にえっち)
2時間(hour)のこと。
→1時間は1h(いちえっち)3時間半は3h半(さんえっちはん)。
→「来月のスペシャルは3hです」とか「編集の時間6hしかないの?」などと使用する。
【評価★2】あまり使わない(ネタ的に使われる感じ)
『同ポジ』
ずっと同じ場所で寝てる人、現場で全然動かない人を揶揄した言い方。
→本来は「同じポジションや画角で撮影された映像」のことで
こちらの意味では頻繁に使われる
『ぱいおつかいでー』
「おっぱいがでかい」の意味。逆さ言葉の典型例。
→ネタとして、わざと使う事はある
『ザギンでシースー』
銀座で寿司、のこと。
→今は、銀座の寿司屋に連れて行かれること自体が無くなった。
『ギロッポンのチャンネー』
六本木の姉ちゃん、のこと。
→ネタとして、あえて使う事はあるけど…。
『メーアーリーフー』
「雨が降っている」という意味。
→「雨降り」の逆さ言葉。
→ロケが雨だと「メーアーリーフーだ、最悪!」などと使われる
→恥ずかしながら、個人的にはよく使っている。
『ズーチー』
地図のこと。
→10年前まではみんな使っていたが、スマホの普及により地図を持ち歩くことがなくなったため廃れた。ただ個人的にはよく使う。
このような逆さ言葉系の業界用語はたくさんありますが、
総じて「ネタ的」に使われている感じです。
【評価⭐︎1】全く使わない(聞いたこともない)
『内トラ』
スタッフがエキストラとして出演すること。
→意味は知っているが、使わないので覚える必要は無い。
→ドラマの世界では使ってるのか??
『雪舟する』
低いものを台の上に乗せて高さを調節すること。
→ドラマの世界では使っているらしい。
→普通に「台に乗せて」でいいと思う。
以上、業界用語の仕分けでした。
まとめてみると、業界用語って結構いっぱいあるんだな。
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