テレビ業界で働く女性は、結婚できるのか?
業界人も普通に恋愛しています。
合コンにも行くし、遊んでる人も多いです。
(上の世代であればあるほど遊んでる)
一方で「結婚」している人の割合は少ないと思います。
僕は30代半ばですが、他業種の地元の友達はみんな結婚しているのに僕だけまだ結婚できてません…!(※個人的な問題)
周りの先輩ディレクター達は30代後半から40代になるとちょろちょろと結婚し始めました。
でもAD時代(20代)から結婚する人もいるので、
要は本人次第だと思われます。
最近は日本全体の未婚率が低いらしいので、そんなに気にするほどことでも無いと思います。
しかし、それは「男性」の場合です…
「女性」は結婚できません!!
テレビ業界の女性の生涯未婚率は77%(ワースト1位)
ちょっと古いデータですが、
2012年・総務省統計局の調査によると、
テレビ業界の正社員の女性の生涯未婚率は77%!
業界別の未婚率、ダントツで日本一らしいです…。
(2位は『新聞・雑誌』の50%)
数字ではっきり出ちゃってるらしい…。
(詳しくはこちらの記事を参照↓)
ちなみに『生涯未婚率』とは「50歳時点で一度も結婚歴がない人の割合」をさします。
つまりテレビ業界の77%の女性は50歳時点で一度も結婚していないということです。
なぜ50歳に設定しているか?というと「50歳を超えると初婚の人がほぼいなくなる」からだそうです。実質、永久未婚率と考えてもよいみたいですね。
そして、女性全体の生涯未婚率は14.06%(2015年)なので、テレビ業界の女性の生涯未婚率は平均の5.5倍!
キャー!マジかよ…
事実、残念ながらテレビ業界では
『結婚している女性を見つける方が難しい』です。
僕は14年間この業界にいますが、結婚している女性に出会ったのは2人だけ…。2012年時点では77%という数字でしたが、おそらく今ではもっと未婚率が高くなっていると思います…。
たぶん95%くらいじゃないかな。
なぜ、テレビ業界の女性は結婚できないのか?
ここからは僕の私見も多分に交えながら解説したいと思います。
なぜ、テレビ業界の女性は結婚できないのか?
テレビ業界に働く女性を「AD」「ディレクター」「AP・プロデューサー」の3タイプに分けて考えます。
①女性ADの場合
ここで気をつけなければならないのは、女性ADは意外と結婚する人が多いということ。
あれ?お前、言ってること違うじゃん!
と思われるかもしれませんが、実は女性ADが結婚する場面はよく見かけます。
テレビ業界にはたくさんの女性ADが働いており、最近は男性ADと同じくらい、ヘタすると女性ADの方が多い番組もあったりします。
そして彼女たちは突然 男性ディレクターと結婚したりします。女性ADと男性ディレクターが結婚するパターンは結構多く、よく見かけます。(いわゆる職場結婚ですね)
たぶん女性ADが77%未婚なんてことはありません。
僕の体感では30%くらいは結婚しているのでは?と思います。
でも、統計上は77%!
一体、どういうことなのか…?
実は、女性ADは「結婚できない」というわけではないのです。
結婚したら、辞めてしまうのです。
先ほど女性ADが増えている話をしましたが、僕のやってる番組ではADの17人中10人が女性です(全員未婚)
彼女たちは単純に仕事が嫌で辞めてしまう人もいるのですが、
女性ADは結婚すると100%の確率で辞めてしまうのです。(マジで100%です)
結婚している現役の男性ADはいるのですが、
結婚している女性ADで『現役の子(働き続ける子)』は一人もいません。
結婚したらすぐ辞めちゃうので、
おそらく、先ほどの総務省の統計データには彼女たちが結婚しているという事実は含まれていません。
データになる暇もなく、速やかに辞めちゃうのです!
だから数字が高くなっちゃうんだろうなぁ。
ADは子育てが難しい
ADはスケジュールの融通が一切きかないし、仕事が深夜にまで及ぶこともあるため、残念ながら子育てをしながらできる職業ではありません。
だから辞めちゃうんです…。
男性ADも結婚すると苦労します。ADをやりながら幸せな家庭を築くのって難しいんだろうなぁ。
僕の著書『テレビADの真実』では、女性ADの真実についてより詳しく書いております。ぜひそちらもご覧下さい。
②女性ディレクターの場合
ディレクターになればある程度、時間の融通がきくようになるので、旦那さんの協力があれば結婚生活と仕事の両立はできるかもしれません。
でも、結婚している女性ディレクターを僕は見たことがありません。(いたらすみません)
というか、女性ADは数が多いのですが、ディレクターになると女性の数は激減するので、そもそも絶対数が少ないのです。
そもそも女性ディレクターは「男よりも仕事優先」という感じで、結婚する気がない人も多いです。
口では
彼氏欲しいわ〜。結婚したいわ〜。
と言っていますが、本心はどうか分かりません。
(本心かもしれないけど)
でも、
彼女たちが結婚できない原因は、一緒に働いていると何となく分かります。
ここからは僕の勝手な見解で、半分ネタだと思って読んでもらいたいのですが、女性ディレクターは悪い意味で「男っぽい」「強情」な人が多いです。
そりゃモテないだろうな…。
という感じ。
そして、圧が強めのキャリアウーマンタイプが多い。
ブルゾンちえみが演じるキャリアウーマンの1000倍くらい圧が強い。
たぶん、そういう女性じゃないと男社会のディレクターという職業に向かないんだと思います。(あくまでも私見です!)
ただ、テレビ業界の男性スタッフとは気が合うので
結婚できるとしたらテレビ業界の人間だと思われます。
③女性AP・プロデューサーの場合
僕が唯一見たことがある、結婚してる現役の女性スタッフは2人ともプロデューサーです。
2人のうち1人は子供もいて夫婦関係も順調そうです。
APとプロデューサーは、比較的労働時間が少なく規則正しい時間帯で働けるので、結婚できるならこの人たちです。
ちなみに、2人とも職場結婚です。
職場結婚でない女性スタッフは見たことありません。
たぶんいません。
テレビの働き方を理解してくれる男性パートナーが外の世界にはいないのか??
まとめ
統計データでも出ているように、
テレビ業界の女性で結婚している人はかなりレア。
唯一、若いうち(女性AD)なら普通に結婚できますが、
結婚したら100%辞めてしまうので、
現役で働く女性の中で結婚している人を見つけるのは至難の技です。
2020年の今は77%どころじゃないと思います。
そして、結婚している人は全員職場結婚です。
職場以外の相手と結婚してる人 0人説
総務省、もしくは水曜日のダウンタウンではこちらの説をぜひ検証してほしい。
というか、23%は結婚しているはずなのに、
全く見当たらないのはなぜだ?
4人に1人は結婚してるはずだろ…?
バラエティ班ではなく、
報道とかドラマ班に大量にいるんだろうか?
もし、現役バリバリで職場結婚じゃない女性スタッフが
現場にいましたら教えてくださいm(_ _)m
記事に追加させて頂きたいです。
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