世界の中で一番寝てないのは日本人と韓国人らしいです。
(参考サイト↓)
30〜50代の平日の睡眠時間は5時間59分。
その経済的損失は年に15兆円!
マジかよ…。
日本社会全体が不眠不休で働いてるようです。
気になったのは上のサイトにある
「ぐっすり眠るための8か条」
①朝、一定の時刻に起床し、光を浴びる ②規則的な運動(夕食後の軽い運動が効果的) ③規則正しい食事 ④就寝前はリラックス(音楽、アロマ、軽い読書、入浴) ⑤就寝前、眠りを妨げるものを控える(酒、カフェイン、喫煙) ⑥午前0時までに床に就く ⑦昼食後、20〜30分の昼寝 ⑧就寝1時間前から照明を落とし、明るい光を避ける(テレビ、携帯など)
『寝てない』イメージのテレビ業界ですが、
働きながらこの8か条を満たすことができるのか?
調査対象が30代〜50代とのことなので、
ADではなくディレクターの生活について考察してみます。
①朝、一定の時刻に起床し、光を浴びる
これは難しいです。
働く時間が不規則なので、『一定の時間に起きる』ということはありません。
夜に編集があったりするので夜寝て朝起きれるとも限りません。睡眠する時間帯は日によって変わってしまう場合が多いです。
②規則的な運動(夕食後の軽い運動が効果的)
やろうと思えばできます。
というか、ディレクターになるとなぜか体を鍛え始める人が激増します。
『お腹が出てきたから』
『健康に気を使い始めたから』
『ADに舐められたくないから』
色々な理由がありますが、なぜかディレクターはジムに通い始めます。
「不規則な生活をしている」ということを強く自覚しているせいで、意識的に健康に気を使い始めるんだと思います。
③規則正しい食事
「規則正しい食事」の定義が分かりませんが『1日3食決まった時間にご飯を食べる』ことだとしたら、難しいかも…。
ロケ、収録、編集が立て続けにくるようなピークの時は特に難しいです。
基本的にディレクターは朝寝ているので朝ごはんをちゃんと食べてる人は少ない印象があります。
というか、食べるのを忘れてる時もあります。
④就寝前はリラックス(音楽、アロマ、軽い読書、入浴)
やろうと思えばできます。
アロマをやってるようなおしゃれな人は見かけませんが、読書や音楽が好きな人は多いです。
ただし、テレビやYouTube、ゲームは「リラックス」に含まれないらしいので要注意。
(視覚・脳への刺激が強い)
個人的には寝落ちするまでずっとテレビを見てるので、できていません。
⑤就寝前、眠りを妨げるものを控える(酒、カフェイン、喫煙)
やろうと思えばできます。
ただ、テレビ業界の人はできてる人が少ないです。
深夜2時から飲みに行くなんてこともありますし、深夜のオフライン中に寝ないようカフェインたっぷりのモンスターや眠眠打破をがぶ飲みし、でも結局寝ちゃう!なんてことも日常茶飯事です。
なんせ30代以上の業界人はタバコを吸う人が多いです。
学生時代は吸ってなかったのに、AD時代の激務からのストレスで吸い始める人も多いです。
ディレクターは特に、ロケ中、オフライン中、編集中、ストレスが溜まっているのか、常にスパスパ、タバコを吸ってる印象ですね。(僕は吸わないけど)
しかし、時代の流れとともにテレビ業界でも喫煙できる場所が減ってきました。
昔は吸いたい放題だったロケバスも禁煙車が増えてきました。
編集所だけはまだ、タバコを吸える場合が多いです。
⑥午前0時までに床に就く
これは難しいです。
午前0時は編集の真っ最中ですから。
⑦昼食後、20〜30分の昼寝
これはできます。
てか、テレビ業界は
昼でも普通に会社で爆睡してる人がいます。
あんまり寝すぎてると怒られますが、オフラインしてると
眠くなるんですよね〜。
ADの場合は蹴られるかもしれないので注意が必要です。
⑧就寝1時間前から照明を落とし、明るい光を避ける(テレビ、携帯など)
これはできます。
が、個人的にはテレビ&スマホ中毒なので、就寝中もつけっぱなしです。
まとめ
以上、ぐっすり眠るための8か条ですが、8個中5個はやろうと思えばできますね。
ちなみに、プロデューサーであれば一般企業と同じような時間帯に働けるので、条件を満たしやすくなります。
でも『ぐっすり眠るための8か条』を満たしても、睡眠時間そのものが足りてないんだから何の意味もないじゃん!
でも、フリーになれば好きな時間にたっぷり眠りながら働けるのでとっても楽ですよ。
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コメント
30代半ばになると寝ないとオフラインできません。