日刊スポーツで2018年に報じられた記事。
テレビ番組の制作会社約120社が加盟しているATP(全日本テレビ番組製作社連盟)が応えたアンケート調査によると、
月の平均残業時間は
プロデューサーが 52・85時間 APが 42・04時間 Dが 74・69時間 ADが 84・16時間 (回答したのは55社)
意外とプロデューサーも残業してるんだなぁ。
会社の規模が大きくなるほど、残業時間は増える傾向にあったらしいです。
(日刊スポーツの記事はこちら↓)
ちなみに、
一般的に定められている過労死ラインは月80時間とのこと。
ADはがっつり超えている!
月80時間残業というのは、月20日間(週休2日)働いたとすると、1日の平均残業時間は4時間。
通常は8時間労働なので、
残業すると、1日12時間労働。
10時出社だとすると22時に帰るという計算です。
ん?1日12時間労働?
それ めっちゃ楽やん!
月80時間の残業って、少ないんですけど…。
絶対にもっと残業してるんですけど…。
回答をした55社は、おそらく虚偽の申請をしてると思われます。
さらに、日刊スポーツの記事では「各社で最も労働が長かった人の平均残業時間」も紹介しています。
Pが116・41時間
APが119・71時間
Dが169・64時間
ADが171・22時間
とのこと。。。
ディレクターやADは過労死ラインの倍以上!
おいおい…、そんなに過酷なの?
残業171時間ってことは、
月30日、1ヵ月休み無しで働いていたとしたら、
1日の平均残業時間は約5時間半。
朝10時から23時半まで、毎日休みなく働いている事になります…。
ん?10時から23時?
それ めっちゃ楽やん!
終電で毎日帰ってるやん!
月171時間の残業って、少ないんですけど…。
絶対にもっと残業してるんですけど…。
回答をした55社は、おそらく虚偽の申請をしてると思われます。
多分、実際は200時間以上あると思うけどなぁ。
残業171時間なんて楽な方。
と、普通だと思ってしまう僕のような人は、テレビ業界に毒されています。
こういう人が多いので、テレビ業界は「ブラック」と呼ばれてしまいます。
どんどん、働き方改革を進めていきましょう。
関連記事:テレビ業界の働き方改革。働きたくても働けないAD↓
コメント
回答した制作会社。
虚偽の申請は辞めましょうね。