いつも通り面白かった!
今回は泉Pが千葉Dのために男気を見せます。
テレビディレクターとしては感動しまくる一番の神回でした。
現実ではありえないシーンを解説しようと思ったのですが、今回は「あるあるシーン」ばかりだったので、そちらを解説したいと思います。
あるある①視聴率って大事なの…?
大事です。
視聴率が低いと番組は打ち切りになります。
いまだにテレビは視聴率で番組の質を判断しており、
テレビマンは視聴率をめちゃくちゃ気にしています。
視聴率が20%だったら
(テレビを持ってる人)全体の20%の人に見られてる番組ということになります。
諸説ありますが、視聴率1%で約100万人が見ている、と言われています。
今の時代、リアルタイムでテレビを見てもらうのは非常に難しいので、面白い番組だからといって視聴率を取れるとは限りません。
しかし、他に基準がないので仕方なく視聴率を取ることを目標としています。
ドラマ中に出てくるバラエティ番組「限界MAX★ヤッテミー」は視聴率が8.1%とのこと。
「低いな〜」なんてみんなで悩んでいましたが、
深夜番組で8.1%は高い方です。
深夜何時からの放送なのか?非常に気になりますが、
8.1%を取っていれば打ち切りになることはまず無いでしょう。
というか、ホワイトボードを見てみると、
他局の裏番組は12.3%、10.5%、10.2%、8.5%。
どれもゴールデン並みの視聴率なんだが…(°▽°)
ちなみに、ゴールデンの場合は10%が一つの基準であり、10%を超えない番組は打ち切りになる可能性があります。
あるある②プロデューサーが予算を気にする
千葉Dが「サバンナで全裸ロケ」という企画を出しましたが、泉Pは「サバンナは予算的にNG出ちゃった」といって企画が無くなりました。
ディレクターが面白い企画を出しても
予算が合わなかったらプロデューサーのNGが出ます。
サバンナじゃなくて伊豆ならいいよ
水着美女も入れて最後に合唱しよう!
とか適当なことを散々言った挙句、
じゃあ、あとはよろしくね!
と言って、全てを現場に押し付けて帰ってしまいます。
これは現実でもあるあるで、プロデューサーは「ダメ!」とは言うものの、後処理はディレクターたちに任せることになるので、ディレクターとしては非常に腹が立ちます。
いわゆる、プロデューサーの無茶振りです。
(千葉Dが激ギレするのも無理はない。)
僕は千葉D側の立場なので、気持ちが非常によく分かります。
テレビ番組の裏では、このようなディレクターとプロデューサーの小競り合いが日々繰り広げられているのです。
しかし、
最後は泉Pが体を張って千葉Dたちを守ります。
(上層部に土下座してサバンナ企画で行くことを宣言!)
「大丈夫だろ、面白いもん作れれば」
「信じるのが俺の仕事だから」
「あとは、頼んだ」
マジで、このセリフしびれました!!
歴代ドラマの名シーンベスト10に入ります!
現実には、こういうプロデューサーは中々いません。
ほとんどの人はドラマ前半の泉Pみたいな感じです。
みんな、ラストの泉Pを見習ってほしい。
あるある③3日前に企画が変わる
普通にあります。
ロケ前日とか当日とか、オンエア直前とか…
マジできついですが…。
あるある④理不尽な怒られ方をする
番組公式twitterの更新を任された一ノ瀬AD(岡田結実)。
まだ正式に決まっていない番組の企画についてつぶやいてしまい、ツイッターが炎上してしまいました。
馬場AP(青木さやか)に怒られていましたが、
番組の公式twitterなんて超大事なアカウントの管理を、新人AD一人になんの監視もなく任せていたアホな先輩たちの責任です!
自分の管理能力の無さを棚に上げ、
下のADが理不尽な怒られ方をすることは、よくあります。
まあ、どこの世界にもあることですね。
あるある⑤オンエアを見た親から連絡が来る
うちの親も、オンエア後には毎回感想のメールくれます。
まとめ
ところで、
妖精のおじさん(遠藤憲一)が
カップラーメン食べてたんだけど、大丈夫なの?
てか、千葉Dはそろそろ逮捕されるんじゃないか…?
コメント
「大丈夫だろ、面白いもん作れれば」というのは
テレビ業界においての正義です。
面白いものが作れれば誰にも文句は言われないのです。