雑誌に出てくる「テレビ局関係者」って誰なの?
実は僕たちにも分かりません。
一応、僕も「テレビ局関係者」ですが
雑誌やネットニュースに情報を渡す機会はありません。
もちろん、番組で取材を受ける時はありますが、
その時はしっかり、演出やプロデューサーが名前を出して取材を受けています。
「某制作スタッフ」とか「事情通」とか言い方は色々あるようですが、名前が出ないために完全な正体を見破ることはできませんが、
もしかしてこの人たちのことかな?
と、思い当たるところもあるので、その正体について考察してみました。(以下、あくまで僕の「予想」です)
「テレビ局関係者」は、ほぼ関係してない関係者
おそらく「テレビ局関係者」の正体は
「制作にほとんど携わっていない末端の人間」です。
制作の中心にいるプロデューサーやディレクターではなく、
何かしらの形でちょろっと関わってる人。
ほぼ関係してないような人たちですが、一応「関係者」のくくりに入れても嘘ではないような人たちです。
「テレビ局関係者」は範囲が広い!
そもそも「テレビ局関係者」という表現は非常に範囲が広い!
この言い方だと、ディレクターやプロデューサー以外にも
編成とか営業とかコンテンツ部とか、広告代理店とかスポンサーとかも含まれます。
たまたま1ヵ月だけアルバイトに来ていた大学生とかも含まれます。
「テレビ局関係者」と、あえてざっくりくくる事で
大して番組と関わりの無い人の適当な情報でも「関係者」として記事のネタにしていると思われます。
僕の知り合いに「テレビ局関係者」っぽい人がいる
実は、僕の知り合いに「テレビ局関係者」を名乗って
某番組ゴールデンのスタッフ募集します!
興味ある方はDMください!
みたいな感じでtwitterで求人したり、
就活生のOB訪問受け付けます!
何でも相談に乗ります!
とか大々的に情報発信している人がいます。
しかし、そいつの正体は元ADだけど1年で辞めて
今はテレビの生放送の原稿に間違いがないかチェックをしている人。
もちろん、テレビ局関係者であることは間違い無いのですが、その人に就活の相談をしても全く意味がないし、スタッフに応募してもロクなことになりません。
しかし、情報の少ない就活生たちはそんなこと分からないので、たくさん相談に来ているようです。
誤った情報や胡散臭い記事って、
こういった「薄っぺらい関係者たち」が発信する情報や取材をもとにしているんじゃないか、と思います。
制作者がタレントのプライベート情報を持つことは、ほぼ無い
タレントさんのスキャンダラスな記事に関しても
「テレビ局関係者」は大した情報を持っていません。
なぜなら、タレントさんとプライベートで付き合う機会はほとんど無いからです。
「古くからずっと同じ番組をやってる」とか
「レギュラー番組で毎月会う」ような場合でも、
たまーーに収録後、ご飯に行ったりするぐらいの付き合いで、
わざわざ予定を合わせて遊びに行くようなことはありません。
連絡先を交換するのも、演出やプロデューサーなど。番組のトップのみです。
ただ、そういう人たちは雑誌やネットにしょーもない情報を漏らしたりしないと思うので、制作者からタレントさんの「プライベートな情報」って現実には、なかなか手に入らないと思います。
それこそ、フライデーとか週刊文春みたいに張り込んで隠し撮りするくらいでないと、難しいのです。
結論
ガセネタや胡散臭い記事の情報源になっている「テレビ局関係者」の正体は、番組との関わりが薄っぺらい「一応、関係者」たちだと思われます。
そういう記事は、ネタ程度に聞いておいた方が良いですね。
ただ、そういう僕のこのブログも
得体の知れない「テレビ局関係者」のブログです。
世の中に溢れる情報を精査するのは自己責任。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
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