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ポンコツADの恐ろしい特徴8つ【ディレクターは逃げよう!】

テレビ業界の真実

ポンコツADはたくさんいる!

ADは未経験大歓迎で学歴も関係なし!テレビ局員になるのは難しいですが、制作会社や派遣会社には面接さえ受ければ誰でも入ることができます。(ただし年齢は30歳くらいまで)

門戸が広い職業であるがゆえに、色々なキャラクターの人がいます。みんな個性豊かで面白いのですが、一定の割合で「ポンコツ」が紛れ込みます。

僕の感覚では「10人に1人」くらいのADはポンコツです。
(1番組に1人くらいか??)

ADとディレクターは一心同体です!ポンコツADと組むことになったディレクターは大変な思いをするため、仕事に厳しいディレクターにつけるとポンコツADが潰れてしまうため、あえてコンビを組ませないようにする会社もあります。

僕はフリーランスであり、なおかつ「怒らないディレクター」として認知されているので、

プロデューサー

ぼやきDは怒らないから

ポンコツADと組ませよう!

などどいう思惑が働いてるのか?たくさんのポンコツADと一緒に仕事をしてきました。

今回は、8年間のディレクター生活であらゆるポンコツADと渡り合ってきた僕が見つけ出した『ポンコツADの恐ろしい特徴8つ』を紹介します。

4つ以上当てはまるADさんが近くにいたらヤバイです!
ディレクターのみなさん、今すぐ逃げて!

 

特徴① ディレクター目線が無い

ポンコツADはディレクター目線が一切ありません。
そのため仕事をお願いする時は、他のADよりもより細かく長い時間をかけて演出の意図を説明しなければなりません。

例えば「オムライスのお皿を用意して!」とお願いした場合を考えます。

普通のADであれば、

オムライスだったら洋皿がいいな。

シンプルなやつでいいよね。

(完成予想図↓)

 

というように考えて、細かい指示がなくてもオムライスに合ったお皿を勝手に用意してくれます。

しかし、ポンコツADの場合は、

AD

お皿、用意しました!(得意げ)

と言って、↓こんな焼き魚用のお皿を持ってきたり

皿鉢料理か!ってぐらい大きな皿を持ってきたり

 

↓こんな可愛いらしい奇抜なお皿だったり

「オムライスに合うお皿を用意しよう」という演出的な思考が完全に抜け落ちて、とにかく変なお皿がいっぱい用意されてしまうのです。

こういうADには

ディレクター

オムライスだから洋皿で、派手なガラはダメ!シンプルに丸い形のを用意して。大きさはこれくらい。これと同じようなお皿を用意して(参考画像を見せる)

猫ちゃんとか奇抜なのは絶対やめてね。

などと、とにかく丁寧に細かく説明しないといけないため、ディレクターの労力がハンパないのです。

 

特徴② 物の管理ができない

ポンコツADは物を管理する事が苦手です。

デスクは常に散らかっており、TSUTAYAで借りたDVDを返し忘れて膨大な延滞料金を取られたりします。また「取材先から借りた大事な写真(資料)を失くす」というのは、ポンコツADがよく起こしがちなあるあるネタです。

以前、僕がやっていた番組のポンコツADが、取材先の会社から借りた1冊しかない社史を失くしてしまい大問題になったことがありました。卒業アルバムよりもでかくて分厚い社史だったので、どうやって失くしたのか意味不明なのですが、とにかく見つからなかったため先方は大激怒!プロデューサーと共に謝りに行っていました(許してもらえたのかは不明)。

 

特徴③ 情報の整理ができない

テレビ番組の制作は、まずネタのリサーチから始まります。ADはネットリサーチだけでなく、いくつもの取材先に直接電話をしてVTRのネタになりそうな情報を調べます。

しかし、ポンコツADは情報を整理することが苦手です。

そのため、たくさんある情報から「どれが必要な情報なのか?」を整理することができません。というか、そもそも先方から「面白い情報を吸い上げる能力がない」ため、どれだけリサーチに時間をかけても芯食った情報が出てこないのです。

 

特徴④ 優先順位が分からない

ポンコツADは優先順位が分かりません。

・リサーチが間に合わない
・ロケの仕込みが追いつかない
・編集に必要な素材が揃ってない
・収録の準備が終わらない

などなど、日々たくさんの業務が同時に襲ってくるADは、時にキャパオーバーになってしまうこともあります。状況に応じて優先順位を決めてテキパキと動かなければなりません。

普通のADなら

すみません!もう手いっぱいでリサーチが追いつきません!

ロケ準備があるのでリサーチは明日でもいいですか?

などと相談が飛んでくるので、

ディレクター

じゃあ、リサーチは別のADにお願いするから

ロケ準備を優先でお願いします!

というように対応できるのですが、ポンコツADの場合は、

ディレクター

昨日頼んだリサーチどうなってる?

AD

あっ、今リサーチしてる所です。

もう少々お待ちください…。

ディレクター

いつになったら終わるの?

ロケの準備は終わった?

AD

あっ…、準備はだいたい終わってるんで

リサーチの後にやります。

ディレクター

リサーチはいつ終わるの?

ロケの準備、本当に間に合うの?

AD

あっ、はい…。

大丈夫…だと思います、はい。

ディレクター

明日のロケに使うオムライスの皿は

もう準備してるんだよね?

AD

あっ…まだです。

これから買いにいくつもりでした。

ディレクター

まだなのかよ!絶対に間に合わないじゃん!

リサーチしてる場合じゃないだろ!

AD

あっ…はい。

そうですよね、…はい。

ディレクター

リサーチは後回しでいいよ。

編集に必要な素材はもう取り寄せたんだよね?

AD

あっ…、今聞いてる所です。

先方からのリターン待ちです。

ディレクター

(何もできてないじゃん…)

みたいなことがよくあります。

ポンコツADは、仕事の進捗状況、優先順位などをディレクターが逐一管理していないと大変なことになるのです。

 

特徴⑤ 嘘をつく

ポンコツADは嘘をつくことが多いのも特徴です。

先ほどの特徴④でのやりとりを思い出してください。実はポンコツADが嘘をつきやすいポイントがいくつも入っていたのですが、みなさんお気づきでしょうか?

先ほどのやりとりを「ポンコツADの心の声」と共にもう一度ご覧ください。

ディレクター

昨日頼んだリサーチどうなってる?

AD

あっ、今リサーチしてる所です
(嘘です。本当は寝てました)

もう少々お待ちください…。

ディレクター

いつになったら終わるの?

ロケの準備は終わった?

AD

あっ…、準備はだいたい終わってるんで

(何もやってねーわ)

リサーチの後にやります。

ディレクター

リサーチはいつ終わるの?

ロケの準備、本当に間に合うの?

AD

あっ、はい…。

大丈夫…だと思います、もう少しなんで。

(まだ何もやってねーって)

ディレクター

明日のロケに使うオムライスの皿は

もう準備してるんだよね?

AD

あっ…まだです。

これから買いにいくつもりでした。

(あっ、皿のことすっかり忘れてた)

ディレクター

まだなのかよ!絶対に間に合わないじゃん!

リサーチしてる場合じゃないだろ!

AD

あっ…はい。

そうですよね、…はい。

ディレクター

リサーチは後回しでいいよ。

編集に必要な素材はもう取り寄せてるんだよね?

AD

あっ…、今聞いてる所です。

先方からのリターン待ちです。

(やべっ忘れてた!聞いてねえ!)

ディレクター

(何もできてないじゃん…)

という感じです。

ポンコツADはやるべき仕事を忘れていたり、仕事のスピードが遅いのを悟られないようにするため、「今 調べてる所です」とか「先方からのリターン待ちです」という嘘をよくつきます。(本当は何もやってない)

ポンコツADは、ポンコツなくせにポンコツだと思われたくない』という余計なプライドを持っているので、かなり厄介なのです。

 

特徴⑥ ひとつの指示しか覚えてない

ポンコツADは同時にいくつもの指示が飛んでくると対応できません。
もし、複数の指示が飛んできた場合は一番最後の指示が上書き保存されます。

ディレクター

明日のロケ準備やっといてね!

編集に使う素材の取り寄せ願いね!

AD

分かりました!

(えっと…、素材を取り寄せなくちゃだな)

(10分後)

ディレクター

そうだ、来週のネタ会議のリサーチまだでしょ?

それもお願いね!

AD

分かりました!

(そうか。リサーチやらないと…)

というように、複数の仕事が飛んでくると、最後にお願いした「来週のネタ会議のリサーチ」の指示しか頭に残っていません。リサーチをしている間に、その前にお願いした「ロケ準備」と「編集素材の取り寄せ」は完全に頭から消えてしまうのです。

なので、ポンコツADにいくつもの仕事を同時にお願いするのは禁物。

【正しいディレクターの指示例】

ディレクター

まずはロケ準備からお願いします。

オムライスのお皿を1時間以内に買ってきて!

AD

分かりました!

(お皿買いに行こう!)

(お皿を買ってきたのを確認したら…)

ディレクター

じゃあ次はロケの荷物をまとめといて!

1時間後にチェックするから。

AD

分かりました!

(荷物をまとめよう!)

というように、ひとつずつ仕事をお願いしていくしかないのです。

 

特徴⑦ 性格は優しくて素直

仕事ができないポンコツADですが、決して人間的に悪い奴ではありません。むしろ性格は優しくて素直です。

ディレクターに怒られても表立って反発するようなことはしませんし、怒られた腹いせに後輩ADに当たり散らすような真似もしません。仕事ができないため、直接 害が及ぶディレクターやADからは嫌われてしまうこともありますが、仕事で関わることがない他部署のディレクターやプロデューサーからは『かわいい奴だ』なんて気に入られたりします。

人間的には良いやつなんです。ただポンコツなだけなんです。

 

特徴⑧ 「ディレクターになりたい!」と言う

なぜかポンコツADに限って一緒に飲みに行ったりすると

ポンコツAD

いや〜、早くディレクターになりてぇ!

ADなんてクソくらえだ!

と、ほざいたりします。さらには、

ポンコツAD

あのディレクター イケてないっすよね〜

あんな撮り方、俺なら絶対しねえし!

とか、自分のことを差し置いてディレクターの陰口を叩いたりします。

口で言うのは勝手なんだが、行動で示してくれよ…。

 

まとめ「ポンコツADと組むことになったら」

以上『ポンコツADの恐ろしい特徴8つ』の解説でした。
8つ全てに当てはまるADさんは滅多にいないかもしれませんが、4つ以上当てはまるADさんがいたら要注意です!

もしポンコツADと組まざるを得ない状況になったディレクターさんのためにアドバイス。

・仕事の指示はひとつずつ出す
・仕事の意図をめちゃくちゃ細かく説明する
・優先順位はこちらが決める
・嘘をつくので、仕事の進捗状況を逐一確認する
・最悪、自分で全部やる

これらの点に十分注意するようにしましょう。

 

 

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