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テレビADなら手取り14万円でも港区に住んで貯金できる話

テレビ業界の真実

一年目のADは、ちょうど手取り14万円くらいです。

今の制作会社の正社員はもう少し貰えるかもしれませんが、派遣の人だとドンピシャか少し低いくらいだと思います。

僕は少し多めの手取り15万円でした。

ただ、東京の民放テレビ局は全て港区にあるため、東京のテレビ制作会社は港区に集中しています。

ADは会社の近くに住んだ方が夜中でも家に帰れるし何かと便利なのですが、港区は日本一家賃が高いため会社の近くに住めないのが普通です。

ちなみに、港区の家賃相場は
ワンルーム・1Kでも10〜12万円だそうです。

 

AD

手取り15万で、港区に住むなんて絶対無理!

と、思うかもしれませんが、実は僕はAD時代、手取り15万円なのに港区に住んでいて、貯金もしていました。

手取り15万円でどうやって会社の近く(港区)に住むのか?

そして、いくら貯金できるのか?

僕の体験談とともに、解説したいと思います。

①家賃について

港区の相場はワンルーム・1K10〜12万円ですが、

それはあくまで相場であり、
探せば7万円くらいの物件も普通に出てきます。

僕は、築30年の1K(6畳)、バス・トイレ別、2階以上、角部屋でしたが家賃は9万円でした。ちなみに場所は白金です。

不動産屋に行けば、それぐらいの物件はたくさん出てきます。

白金の他にも田町、浜松町、芝浦あたりは港区の中でも家賃が安いので掘り出しもの物件があるのでオススメです。

 

②チャリ通にする

電車で通勤するのが普通ですが、
チャリで通勤すると定期代を節約できます

ぜひ、通勤はチャリにするのをオススメします。

港区は狭い地域なので、チャリ通でも通勤時間はせいぜい20分。
電車通勤より時間が節約できたりします。

しかも、チャリがあると通勤だけでなく、編集所への行き来とか、六本木ドンキーまでの買い出し(頻繁にある)とか、近くの店へのロケハンとか、移動することが多いAD業務がとても楽になります。

さらに、終電がなくなっても家に帰れるので、毎日家に帰りたい人は絶対にチャリ通にした方が良いです。

チャリ通にすると、

お金(定期代)
時間(通勤)
ストレス(帰れる)

全ての面においてかなりお得なので、仕事をする上でもめちゃくちゃ役に立つのです。

 

③ロケ弁で食費節約

ADという業務の特殊性を生かして食費はかなり節約できます。

まず、ロケ弁や収録弁当があるので、基本ロケや収録がある日は食費がかかりません。

さらに、これらの弁当は100%余るので、
次の日の分までゲットできることもあります。

さらにさらに、

自分の番組だけでなく他の番組でも弁当が余るので
おすそ分けしてもらえます!

僕は毎月10日間くらいは食費ゼロで過ごしていたように思います。

 

④水道・ガス・電気代はかからない

ADという業務の特性上、
家にいることはほとんどありません。

なので、

水道、ガス、電気代ともにほとんどかかりません。

僕の場合は、合わせて5千円くらいだったと思います。

 

⑤お金を使う暇がない(交際費)

ADという業務の特殊性を生かして交際費はかなり節約できます。

まず、

仕事が忙しいので、遊べる時間は減ってしまいます。

そして、

大学時代までの友達とは時間が合わないので、遊びに行くことはなくなります。

その一方で、

会社の人たちと飲みに行く時は先輩が奢ってくれます!

なので交際費はかかりません。

せいぜい、同期と飲みに行った時に数千円かかるくらいですかね。

風俗にハマるADがたまにいますが、そういう特殊な人でない限り、お金を使う機会はほとんど無くなります。

 

いくら貯金できるのか?

僕のAD時代の収支を計算してみると、

【収入】

手取り15万円

【支出】

家賃9万円
交通費0円(チャリ通のため
食費1日1500円とすると
ロケ弁で10日間は0円なので、
1500円×20日=3万円
水道・ガス・電気代5千円
交際費0円

よって

15万円ー9万円ー3万円ー5千円=2万5千円


手取り15万円でも
毎月2万5千円、貯金できます!

手取り14万円だったら1万5千円 貯金できます。

 

結論

僕は家賃が9万円でしたが、7万円くらいの物件もあるので、もっと条件を絞れば家賃は削れます。

食費にもっとお金をかけたい人や、交際費にお金をかけたい人でも2万5千円まではオッケーです。

ADの方は、参考にしてみて下さい。

 

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