制作会社のホームページを見るたびにいつも思う。
就活生向けに先輩ADが本音で答えた「インタビュー」みたいな記事。
・大変だけどやりがいがある ・たくさんの人に見てもらえてうれしい ・オンエアされた時の喜びがすごい
なんてことが、つらつら書かれていますが、
それはウソです。
まあ「ウソ」は言い過ぎか…
でも、異常に美化されています。
会社のホームページに載せる文章だから良いように書くのは当然ですが…なぜ、あんなウソを載せるのか?
現実をいうと、AD業務にはやりがいもクソもありません。
AD業務は「人のため」にやる仕事
AD業務は、つまらないです。
面倒くさいです。
面白くないです。
それは、「帰れない」とか「寝られない」とかそういうことではなく、「人のため(ディレクターのため)」に働いているからです。
ADはあくまでディレクターの「アシスタント」
ディレクターに言われたことを忠実に、スムーズに遂行するのが仕事です。
「自分のため」ではなく完全に「人のため」
だから、面白くないし、
ADがたまーにディレクターに反発するのも無理はない。
自分では「こんな仕事必要あるの?」と思っても
ディレクターが「必要だ!」と言ったらやらなければならない。
逆に、自分では「これ面白い」と思っても
ディレクターが「面白くない!」と言ったら捨てなければならない。
ADの仕事に一切の自由はないのです。
AD業務はひたすら耐える「苦行」
ディレクターのために寝ずに働いて、激務に耐える…。
AD業務とは、ひたすら「耐える」こと。
それがディレクターになるまで続くのです。
・大変だけどやりがいがある ・たくさんの人に見てもらえてうれしい ・オンエアされた時の喜びがすごい
少なくとも僕はAD時代にこんなやりがいを感じた事は無かったです…。
ただ、ディレクターになればようやく面白くなってきます。
とにかく早くディレクターになりましょう。
ディレクターになる以外に、ADをやる意味があるとしたらこれだけです↓
最底辺のテレビADだから身につく最強スキル「己の限界が分かる」
テレビADでしか身につかない最強のスキルは「己の限界が分かる」こと。他業種では経験できないほどの極限状態(キャパオーバー)を味わう事ができる職業がADです。極限状態から生存し、サイヤ人のように成長しましょう。働き方改革に負けずに頑張って!
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このブログ、現役のADが見てくれてると嬉しい。