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映画『賭ケグルイ』シリーズ累計500万部の漫画【感想・考察】

映画のこと

オススメ度3 ⭐️⭐️⭐️☆☆
エンタメ的には十分楽しい

あらすじ

名門・私立百花王学園は「ギャンブルが強い者が偉い」という学校。
ギャンブルに負けたものは借金を背負い、上納金を払えず家畜同然の扱いを受ける。

その頂点に立つ生徒会長の桃喰綺羅莉(ももばみきらり)
ギャンブルが強いメンバーを集めて?『生徒会』を組織し、学園を支配していた。

その学園に通うのが、主人公の蛇喰夢子(浜辺美波)
ギャンブルがめちゃめちゃ強くて(賭ケグルイ)生徒会からも恐れられる存在となっていた。

そして「ヴィレッジ」と呼ばれる「ギャンブルに反対し、生徒会壊滅を狙う」謎の組織も出現すると、突然、会長が「生徒代表指名選挙」の開会を宣言。(優勝したら学園を思い通りにできるらしい?)

生徒会・ヴィレッジ・夢子と全校生徒を巻き込んだギャンブル大会が開かれる。

果たして勝つのは!?

 

感想・レビュー

漫画やアニメ、ドラマなど一切見たことがなく完全に初見。
浜辺美波と森川葵が出てるから見に行った映画。

テレビシリーズを見ていなかったので本当はもっと理解できる部分?があったんだと思うが映画だけでも楽しめる内容になっている。

色々展開にツッコミ所はあるけれども『ギャンブルが強い者が偉い』という設定が面白くて引き込まれてしまった。

エンタメ作品としてはとても面白い作品だと思う。
ストーリー的にも雰囲気的にも『ライアーゲーム』みたいだがライアーゲームより面白かった。

カイジとは少し雰囲気が違う。

浜辺美波ファンなら観た方が良い。

 

【もっと見たかった所】

生徒会メンバーに面白そうなキャラがいっぱいいたのだが
2時間の映画に収まらなかったようで
ほとんどのメンバーが謎のままだったのが少し残念。
(テレビシリーズの続編で見られるのか?)

結局生徒会長も主人公と対決する訳ではないので本当の強さは謎のまま。(テレビシリーズの続編で見られるのか?)

オリジナルストーリーであるせいか、脚本に意外性はなく「うわっやられた!」みたいなどんでん返し的なものは無い。

村雨というキャラは映画だけにするのは勿体ない

会長に勝ったことがある実力者・村雨というキャラは
映画だけにしておくのは勿体ないのでは…?

姑息なイカサマで勝とうとする他の生徒とは違いずば抜けた動体視力を使ってシャッフルするカードを「目で追う」という原始的な特技は真面目すぎるそのキャラとすごくマッチしていた。

しかし、机の下などの死角でカードをシャッフルすれば
簡単に攻略されてしまう特技である。

きっと他にもすごい力を秘めているはずだ。
夢子との決勝戦は別のギャンブルに切り替えて、もう少し他の実力も見てみたかった。

あと、村雨が会長に勝ったのにその時会長は破滅しなかったのか。という、細かい所も少し知りたかった。

 

テレビシリーズも面白い

映画を観た後、テレビシリーズを見てみたが、面白い!
テレビシリーズの方が抜群に面白いです。

テレビシリーズには勝負中に時間が止まって(スポットライトが当たる)敵がイカサマの全貌を明かして笑い転げるシーンが挿入されるとても面白い演出があるのだが、映画版にはあったっけかな?あれをもっと観たかった。

逆に、夢子が勝負中に相手のイカサマを見抜き、解説をしながら賭ケグルイ始める一番の見せ所はすごい見応えがあった。

コメント

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